8月の日曜ワークショップは「左手のスムーズな押弦」について行います。
和音の押さえがうまくいかない…ポジション移動後の和音がうまく押さえられない…といった悩みを解決するための講座です。

やっと当日のレジュメも完成!

IMG_0968

















アイデアはエドゥアルド・フェルナンデスの方法に基づいていますが、それよりも更にブラッシュアップ+シンプルにした形で皆さんにお伝えしたいと思っています。


エドゥアルド・フェルナンデスの本についてはこのブログでも紹介したことがあります。ご参考にお読みください。こちら

左手のスムーズは和音連結は基本的なポジショニングと縮小と拡張の組み合わせと綿密な分析ができれば誰でもできます。

その場その場で和音の指の形を考え、その都度瞬発的に押さえて行く方法では限界があります。もちろん、この方法で何百回も繰り返せば、「指自体」が「次に何をするか」「どのような動作をすればよいのか」覚えて行くということは事実です。従来はこういう方法で何回も弾き、指に覚え込ませて行くという練習法がスタンダードでした。

ですが、数をこなすことによって、指に覚え込ませて行くという方法は指への過度の疲労を与えます。もっと効率よく、先を予測して指や腕が「次に向かう指板上の場所へ向かう」感覚を持つことができれば!…それを精緻に分析したのがエドゥアルド・フェルナンデスの方法論です。

居心地のよい場所=ホーム。ここに居たくない場所=アウェイ。

この考え方を指板上の指や腕の動きに応用します。ある和音から次の和音に向かおうとするときに、先の和音を押さえている段階で、「アウェイ」の感覚に持って行きます。次の和音に早く行きたい!…という感覚へ指や腕(もしくは全身)をもっていくわけです。次の和音がホーム。なので、はやくそこへ行きたいという筋感覚を作ってしまえば、先の和音を弾き終わった後、スムーズに次の和音に移ることが可能です。

参考書はこちらです。



8月3日のワークショップでは実際にこの本の考えに基づいて講義を行いますが、よりシンプルに、そしてタブ譜を用いて分かりやすい方法で説明します。初心者でも基本的な考え方が実際の演奏に応用できるようになるように説明いたしますので、ご心配なく。中上級者の方はこの本を講義後にでも読んでいただければ、本の内容がスムーズに入ってきて、更にケーススタディを積み重ねることができます。

あと、左手の準備を分かりやすくするため(分析のため)にギターTAB譜スタンプを使います。関連記事はこちら。(当日はみなさんへ印刷したTAB譜スタンプを配布しますので準備しなくても結構です。)


IMG_0967

















こちらのビデオを見ると、より今回のワークショップの内容がわかるかもしれません。もっともっと具体的に&もう一歩先の内容にはなるとは思いますが、ご参考に。



左手の押弦、和音のスムーズな連結を目指す方、是非ご参加ください。
会場、時間などはこちらのブログをご覧下さい!



 


BLOGランキング(一日ワンクリックよろしくお願いします!!)

音楽ブログランキング blogram投票ボタン

ギター教室ロゴ