初心者のうちに正しい身体感覚でギター奏法を習得することは、とても大切なことです。何が「正しい」のか?・・・それは身体の合理的な仕組みに抗わないことです。そして、それが不思議なくらいに従来の伝統的な奏法に合致していることが多いものです。
巨匠たちの動きには無駄がありません。磨き抜かれた優れた身体感覚が、その演奏時の動きから読み取れます。
簡単にいえば、以下のようなことです。
自分の身体の動きに素直に!・・・ということ。
レッスン時でも、初心者の生徒さんへの指導は常にこの観点を忘れないように指導しています。たとえばこんな感じです。以下のビデオをごらんください。
右手薬指の動きがぎこちないですね。指先だけで弾いているという感じ。
「身体の仕組み」を理解してもらうことでこのように変化します。
どうでしょうか?以下3点が修正されたと思います。
1:右手全体の安定性
2:a指及びch指(小指)の緊張感の緩和
3:指全体での「振り抜き」アクションの向上
与えたアドバイスは「小指と薬指は連動させたほうがよい」ということと「小指を先に動かすつもりで」ということ。
クラシックギターの奏法は、身体の動きとして「合理的」なものでなければなりません。合理的に・・・というと「難しいもの」と思われてしまうので、ナチュラルに!というほうがいいかもしれませんが・・・。
身体の動きの合理性は誰でも本能として持っているものです。もちろん、このビデオの生徒さんの動きはもっとスマートに洗練させていかなければならないのですが、初期の段階としては大成功と言えます。あとはこの感覚をしっかりと反復し、無駄を省いた洗練された「型」に仕上げていくしかありません。
巨匠たちの動きには無駄がありません。磨き抜かれた優れた身体感覚が、その演奏時の動きから読み取れます。
簡単にいえば、以下のようなことです。
自分の身体の動きに素直に!・・・ということ。
レッスン時でも、初心者の生徒さんへの指導は常にこの観点を忘れないように指導しています。たとえばこんな感じです。以下のビデオをごらんください。
20141021 aの動き修正前 from masatomo tomikawa on Vimeo.
右手薬指の動きがぎこちないですね。指先だけで弾いているという感じ。
「身体の仕組み」を理解してもらうことでこのように変化します。
a指 修正後 from masatomo tomikawa on Vimeo.
どうでしょうか?以下3点が修正されたと思います。
1:右手全体の安定性
2:a指及びch指(小指)の緊張感の緩和
3:指全体での「振り抜き」アクションの向上
与えたアドバイスは「小指と薬指は連動させたほうがよい」ということと「小指を先に動かすつもりで」ということ。
クラシックギターの奏法は、身体の動きとして「合理的」なものでなければなりません。合理的に・・・というと「難しいもの」と思われてしまうので、ナチュラルに!というほうがいいかもしれませんが・・・。
身体の動きの合理性は誰でも本能として持っているものです。もちろん、このビデオの生徒さんの動きはもっとスマートに洗練させていかなければならないのですが、初期の段階としては大成功と言えます。あとはこの感覚をしっかりと反復し、無駄を省いた洗練された「型」に仕上げていくしかありません。
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