6日目はバルセロナ滞在最終日。
午前中はコロニア・グエル教会へ。バルセロナ市内から近郊線にのって20分程度。
アントニオ・ガウディーの未完の傑作といわれる教会です。

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この教会は未完ですが、ガウディの自然の力学を用いた建築法の集大成といわれるものです。ガウディの建築理論…これが今回の滞在でだいぶわかってきました。難しい設計図や理論を知らなくても職人さんたちが形を作れるように方法論を編み出したのだそうです。これは同行した方が理系の技術者の方だったので(分野は建築ではありませんが)、いろいろと教えて頂きました。

難しい理論をシンプルに実現する方法論を生み出すこと…これが簡単なようで難しいものです。ギターでも音楽でも一緒かな〜?と思いました。

夜はバルセロナ滞在の最終日ディナー!…ということで海辺のバルセロネータへ。
海鮮の美味しいお店へ!これは現地に留学している林祥太郎くんオススメのお店。安い&美味い!…

ムール貝とか・・・
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エビとか(シガーラという手長エビ)・・・
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パエリアも絶品!
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さて、7日目はビルバオに移動。エアバスであっという間につきます。

ビルバオは現在はグッゲンハイム美術館で有名ですが、実は美食の街としても有名です。ピンチョスという「小さいおつまみ」が今やスペイン全土に広がっており、そのピンチョスを売りにしている飲み屋さんがたくさんあるのです。

パンの上にタラのコロッケやソーセージなどをのせた「お酒のおつまみ」なのですが、これがいろいろなバリエーションがお店毎にあって楽しい&美味しいのです。

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上の写真はごく一部。もっとたくさんピンチョスを食べました。これは同行の方がスペイン料理を視察したいという意図で今回スペインを訪れたということもあって、お付き合いしたものだったのですが、僕も存分に楽しみました。

日本にもこういう「おつまみ」があればいいなあ〜と思います。

お店によって、ピンチョスの品揃えや得意な方面など個性があって、それによってお客さんのカラーも若干違うような気がします。でも、街全体としてピンチョスをちょっとつまんで、友人などと会話を楽しむ文化があります。

グッゲンハイム美術館で有名になっているビルバオですが、そこからピンチョス文化へ興味が行く人もこれから増えて行くでしょう。ちょっと前までは「地味な地方都市」でした。私が留学していた時期の1990年代には、そういう印象がありましたが、今やとても魅力的な街に変貌しています。

まだまだ面白い国です、スペインは。