教えながら、演奏しながら、自分の好奇心が湧いたものを研究することはできます。そして、そうしないと「脳みその中が固まってしまいます」。

自分の目の前にある「やるべきこと(クラシックギター演奏)」にばかりとらわれていると、新しい発見ができないのです。だから、いろいろなものに手をだしてしまいます。

バロックギターやビウエラ・・・。これらもやっぱり勉強していて楽しいです。

ギター史の講義をやっていますが、そのためにはルネッサンス・バロックの楽器の知識も欠かせません。案ずるよりも生むが易し…ちょうど誘われた信州EM村という古楽の講習会へ!
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高本一郎先生にバロックギターを学びました。いろいろなエッセンスを学ぶことができました。ビウエラのほうは…独学を続けています。現在生徒さんでビウエラをやっている人がいますので、その方と地道に現場で学んでいる感じです。



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来年もじわじわとビウエラとバロックギター、勉強していきたいです。

教えながら、自分で勉強を続けることもできます。教えるという現場があるのなら、予習しなくてはいけません。そして、漠然とした自分の中での知識を体系化して「外に出す」作業を強いられます。当教室の日曜ワークショップやギター連盟での「ギター史と和声のワークショップ」で、たくさんのものを勉強できました。

技術についてのまとめ…いろいろな教材も作ってみました。「生徒に教えるつもり」が自分の脳内にあるもののまとめの作業になっています。

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来年以降も日曜ワークショップやギター連盟のワークショップ、よろしくお願いします。

あと、たくさん読書もできました。さきほどだいたい今年読んだ冊数を数えてみたら、200冊ほど。自分の仕事に関連ある音楽表現関係や「教える方法」関連のものが多いのですが、来年は溜め込んだ知識を吐き出す1年にしたいと考えています。

そのほか、思いの外、いろいろな分野のすごい人に出会えた一年でした。すごい人に会うと、刺激を受けます。一番の勉強かもしれません。

来年もまた勉強続けます!