このブログもながーく続けていますが、かつて「レッスン覚書ミニ」というのを定期的に書いていました。
こんなのです→2010年頃の「レッスン覚書ミニ」
レッスンをしていて気づいたことをメモするという記事です。実はこの覚書がかなり人気があって、今でも「あれ復活しないんですかね?」というリクエストをいただくことが多いのです。
レッスン終わってから、その日のうちに思い出しながら一気にメモしておく→ある程度たまったら記事として公開する…という手順でした。教えるスキルをアップするために役にたっていたんです。そして、結果として後輩ギタリストの役にもたっていたようで、「富川さんの、あのブログの覚書、読んで勉強しています」っていうのを後輩くんにたくさん言われました。
また生徒さんにとっては「ヒント集」にもなっていたようです。自分のことを書いてあるのを探すのを楽しみにしていた人も 苦笑。
ちょっと思うところがあって…復活させてみようと思います。
では、9/18-22までの覚書を!
1:ちりも積もれば山となる、、、「山となったなあ!」と素直に感じる心を大切にしよう。達成したことをしっかりと自己評価することも、学習の段階では大切であるし、精神衛生上もよいに違いない。
2:セゴビアの演奏が全てではないが、彼が行った変更自体に「芸術家としての適切な決断」がある。
3:トローバの「特性的小品集」は、トローバの中でも最高傑作といえるが、セゴビアの録音を聴いて、エディションを作っていく必要がある。
4:カルカッシ25のエチュードの1番〜5番まででかなりのテクニック的なブラッシュアップができる。
5:レッスンに来ているだけでは、先生の教えの数パーセントも理解できない。もし先生が演奏会をやるのであれば、できるだけ聴きにいくこと。どのギタリストも本番でしか出せない音色やエネルギーがある。レッスンだけでは本当の音楽はまねべない。
6:拍感のない演奏は脱線してむりやり走り続ける電車のようなもの。とはいっても拍感ばかり重要視しすぎても、リズムの自由さはでない。このバランスが難しい。
7:「耳で確認をとる」…この言葉を忘れないように。忘れないだけでも、かなり演奏が安定する。滑ったら、端折ったり…しないようになる。
8:例えばフェレール「水神の踊り」のメロディーのシーシーシーシーーという部分。同音反復なので何かしないと。「何もしない」=「同じ音量音色で弾く」という決断もありではある。ただし、いろいろと可能性を探った上での結論であってほしい。
9:脚本読み合わせと考えて譜面をみてこよう。最低限読めない漢字は辞書で調べてくる。表情はつけなくても、きちんとセリフを読めるようにしてくる。…このあたりのことを最初にレッスンに持ってくる前に考えて準備しよう。そうするだけでレッスンはとてもスムーズになる。
こんなのです→2010年頃の「レッスン覚書ミニ」
レッスンをしていて気づいたことをメモするという記事です。実はこの覚書がかなり人気があって、今でも「あれ復活しないんですかね?」というリクエストをいただくことが多いのです。
レッスン終わってから、その日のうちに思い出しながら一気にメモしておく→ある程度たまったら記事として公開する…という手順でした。教えるスキルをアップするために役にたっていたんです。そして、結果として後輩ギタリストの役にもたっていたようで、「富川さんの、あのブログの覚書、読んで勉強しています」っていうのを後輩くんにたくさん言われました。
また生徒さんにとっては「ヒント集」にもなっていたようです。自分のことを書いてあるのを探すのを楽しみにしていた人も 苦笑。
ちょっと思うところがあって…復活させてみようと思います。
では、9/18-22までの覚書を!
1:ちりも積もれば山となる、、、「山となったなあ!」と素直に感じる心を大切にしよう。達成したことをしっかりと自己評価することも、学習の段階では大切であるし、精神衛生上もよいに違いない。
2:セゴビアの演奏が全てではないが、彼が行った変更自体に「芸術家としての適切な決断」がある。
3:トローバの「特性的小品集」は、トローバの中でも最高傑作といえるが、セゴビアの録音を聴いて、エディションを作っていく必要がある。
4:カルカッシ25のエチュードの1番〜5番まででかなりのテクニック的なブラッシュアップができる。
5:レッスンに来ているだけでは、先生の教えの数パーセントも理解できない。もし先生が演奏会をやるのであれば、できるだけ聴きにいくこと。どのギタリストも本番でしか出せない音色やエネルギーがある。レッスンだけでは本当の音楽はまねべない。
6:拍感のない演奏は脱線してむりやり走り続ける電車のようなもの。とはいっても拍感ばかり重要視しすぎても、リズムの自由さはでない。このバランスが難しい。
7:「耳で確認をとる」…この言葉を忘れないように。忘れないだけでも、かなり演奏が安定する。滑ったら、端折ったり…しないようになる。
8:例えばフェレール「水神の踊り」のメロディーのシーシーシーシーーという部分。同音反復なので何かしないと。「何もしない」=「同じ音量音色で弾く」という決断もありではある。ただし、いろいろと可能性を探った上での結論であってほしい。
9:脚本読み合わせと考えて譜面をみてこよう。最低限読めない漢字は辞書で調べてくる。表情はつけなくても、きちんとセリフを読めるようにしてくる。…このあたりのことを最初にレッスンに持ってくる前に考えて準備しよう。そうするだけでレッスンはとてもスムーズになる。
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