僕も生徒さんも「クラシックギターが好き」なんである。だから、弾いている。周辺にいるアマチュアギタリストの方も当たり前だけど、「好き」だから弾いてるんだろうなあ。プロでももちろん「好きだから」仕事にしているんである。
だけど、そこに盲点があるような気がしている。プロとして活動して20年。教えて20年。数えたことはないけれど、大小の教室で今まで300人は教えてきたと思う。ほとんどの生徒さんは「クラギが好き!」で習いにくる。
でも、好きになりすぎると「見えなくなるもの」がある。自分の思い入れに固執してしまう。
という観点からスタートしてしまうコンサート(&トーク)シリーズがこれである。

タイトルはそのまま「クラギなんか嫌いだ」。うわあ、ショッキングなタイトル。そして中身が見えない・・・本当は怖いもの見たさで「とりあえず行ってみるかー」と思って来てくれるのが一番なんだけど、そうもいかないような気がしている。だから、なんでこんなタイトルにしたのか書いてみる。
前提として、僕はクラシックギターを専門にガッチリと仕事してきたつもりである。ちゃんとリサイタルもやっているし、ギター史に関しても沢山執筆してきた。レコーディングや編曲も沢山やってきた。教本執筆も沢山。今更言わないでもいいのだろうけど、「富川勝智って誰やねん?」という方は色々とググったりしてくださいませ。
20代の頃からクラシックギターの魅力に本格的にとりつかれて、それから好奇心の赴くままに「好きで」勉強してきた。プロ活動を始めたのは20代終わりだけど、その時から他ジャンルのアーティストの方や別楽器のプロの方と知り合って演奏を共にしたり、音楽談義をしたりしていると、「わ!!!クラギの世界って狭い・・・」という感覚を持つようになった。
最近も、ジャズやロック畑の方、オーケストラのプロや歌い手さんのプロ中のプロとお仕事していると、クラギの世界って「井の中の蛙」的な人が多いなあという思いがますます強くなっていく。実際、現在進行形の音楽ユニットでも共演している方はジャズやロック、ポピュラー界の「凄腕」ばかりだ。彼らが専門分野で培った専門的感覚から学ぶものは大きい。そして、他のジャンルのトッププロの人が「これが音楽の基本だよね」と考えている感覚がクラギ界では全く通用していないことの方が多いのだと気づいた。
それはグルーヴの感覚であったり、歌心であったり、メトリークの感覚であったり、オーケストレーションの感覚であったり…
クラギ弾きたちが「クラギって最高に素敵な楽器だよね!」と思い込んでしまって見えなくなってしまったもの。それがある。
クラシックギターの世界の中だけで語り合っていたり、「好き」を語っているとどんどん視野が狭くなるのだ。これはこれで気持ちの良いものだ。居心地がいいんだろうなあと。
もちろん、クラギの世界も徹底的に追求していけば、いずれは音楽の根本に突き当たる。そこから消去法で「これこそがクラギの醍醐味だ!」と思えるコアな部分を発見できるだろう。だけど、それはかなり険しい作業だ。(僕はこの険しい作業をやっている自負はある)
なので、本当に好きになるためにやるべき作業は「嫌いなところを探してみる」ことがおすすめなのだ。
クラギを好きになりたいなら、「クラギの嫌いなところ」を探してみましょう!・・・と言うのが今回のライブの趣旨。
周辺のロックやジャズのギタリストの方々で「クラギで挫折」組っていうのは多い。その方達と話をしていく中からも沢山ヒントを貰っている。その方達のほとんどが、最初知り合った頃は「クラギ弾き=小難しいことをやってきた人」という感覚を僕に持つみたい。だけど、話したり一緒に演奏してみれば、「あ!クラギ弾きさんとも結構楽しくやれるもんなのね!」という感じになってくれるのは僕の特技のひとつなのかもしれない。
結局、やっていることや目指していることは一緒なのね…と思ってくれるようです。
そういうクラギ挫折組の「ハイパートッププロギタリスト」の方から貰ったヒントとして、こんなのがあります。
「カルカッシ教本で飽きた」とか「カルカッシ教本がつまらなさすぎた」
大文字にしてみました 苦笑。
ま、まずはこれをネタのひとつに。ライブではお話しして、実際にカルカッシ教本からいくつか弾いてみたいと思います。「ああー、こうやって先生たちがカルカッシ教本を使っているから、生徒さんたちが”つまらない”って思っちゃうんだよー」っていう例を示しながら…
カルカッシ教本は使い方やカルカッシ本人の音楽性がわかってくれば、すごいワクワクする教本なんですよーってのが来た方には分かってもらえると思います。
こんな感じ、3つくらいネタを用意していきます。で、僕なりの解釈などを実際の演奏で示せればなあと。
クラギなんか嫌いだ!という理由を探る
→そうすれば、クラギや音楽自体をつまらなくしている要因がわかる
→本当のクラギの面白さや奥深さがわかる
→最終的にクラギが好きになる(?)
ま、そんな図式で進めて行ければなあと。
なので、全クラギストに来ていただきたいし、出席マストですぜ!
詳細は下記。ご予約受付中。(富川の方に直接連絡いただいても構いません。以下メールです)
tomikawaguitar@gmail.com
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だけど、そこに盲点があるような気がしている。プロとして活動して20年。教えて20年。数えたことはないけれど、大小の教室で今まで300人は教えてきたと思う。ほとんどの生徒さんは「クラギが好き!」で習いにくる。
でも、好きになりすぎると「見えなくなるもの」がある。自分の思い入れに固執してしまう。
という観点からスタートしてしまうコンサート(&トーク)シリーズがこれである。

タイトルはそのまま「クラギなんか嫌いだ」。うわあ、ショッキングなタイトル。そして中身が見えない・・・本当は怖いもの見たさで「とりあえず行ってみるかー」と思って来てくれるのが一番なんだけど、そうもいかないような気がしている。だから、なんでこんなタイトルにしたのか書いてみる。
前提として、僕はクラシックギターを専門にガッチリと仕事してきたつもりである。ちゃんとリサイタルもやっているし、ギター史に関しても沢山執筆してきた。レコーディングや編曲も沢山やってきた。教本執筆も沢山。今更言わないでもいいのだろうけど、「富川勝智って誰やねん?」という方は色々とググったりしてくださいませ。
20代の頃からクラシックギターの魅力に本格的にとりつかれて、それから好奇心の赴くままに「好きで」勉強してきた。プロ活動を始めたのは20代終わりだけど、その時から他ジャンルのアーティストの方や別楽器のプロの方と知り合って演奏を共にしたり、音楽談義をしたりしていると、「わ!!!クラギの世界って狭い・・・」という感覚を持つようになった。
最近も、ジャズやロック畑の方、オーケストラのプロや歌い手さんのプロ中のプロとお仕事していると、クラギの世界って「井の中の蛙」的な人が多いなあという思いがますます強くなっていく。実際、現在進行形の音楽ユニットでも共演している方はジャズやロック、ポピュラー界の「凄腕」ばかりだ。彼らが専門分野で培った専門的感覚から学ぶものは大きい。そして、他のジャンルのトッププロの人が「これが音楽の基本だよね」と考えている感覚がクラギ界では全く通用していないことの方が多いのだと気づいた。
それはグルーヴの感覚であったり、歌心であったり、メトリークの感覚であったり、オーケストレーションの感覚であったり…
クラギ弾きたちが「クラギって最高に素敵な楽器だよね!」と思い込んでしまって見えなくなってしまったもの。それがある。
クラシックギターの世界の中だけで語り合っていたり、「好き」を語っているとどんどん視野が狭くなるのだ。これはこれで気持ちの良いものだ。居心地がいいんだろうなあと。
もちろん、クラギの世界も徹底的に追求していけば、いずれは音楽の根本に突き当たる。そこから消去法で「これこそがクラギの醍醐味だ!」と思えるコアな部分を発見できるだろう。だけど、それはかなり険しい作業だ。(僕はこの険しい作業をやっている自負はある)
なので、本当に好きになるためにやるべき作業は「嫌いなところを探してみる」ことがおすすめなのだ。
クラギを好きになりたいなら、「クラギの嫌いなところ」を探してみましょう!・・・と言うのが今回のライブの趣旨。
周辺のロックやジャズのギタリストの方々で「クラギで挫折」組っていうのは多い。その方達と話をしていく中からも沢山ヒントを貰っている。その方達のほとんどが、最初知り合った頃は「クラギ弾き=小難しいことをやってきた人」という感覚を僕に持つみたい。だけど、話したり一緒に演奏してみれば、「あ!クラギ弾きさんとも結構楽しくやれるもんなのね!」という感じになってくれるのは僕の特技のひとつなのかもしれない。
結局、やっていることや目指していることは一緒なのね…と思ってくれるようです。
そういうクラギ挫折組の「ハイパートッププロギタリスト」の方から貰ったヒントとして、こんなのがあります。
「カルカッシ教本で飽きた」とか「カルカッシ教本がつまらなさすぎた」
大文字にしてみました 苦笑。
ま、まずはこれをネタのひとつに。ライブではお話しして、実際にカルカッシ教本からいくつか弾いてみたいと思います。「ああー、こうやって先生たちがカルカッシ教本を使っているから、生徒さんたちが”つまらない”って思っちゃうんだよー」っていう例を示しながら…
カルカッシ教本は使い方やカルカッシ本人の音楽性がわかってくれば、すごいワクワクする教本なんですよーってのが来た方には分かってもらえると思います。
こんな感じ、3つくらいネタを用意していきます。で、僕なりの解釈などを実際の演奏で示せればなあと。
クラギなんか嫌いだ!という理由を探る
→そうすれば、クラギや音楽自体をつまらなくしている要因がわかる
→本当のクラギの面白さや奥深さがわかる
→最終的にクラギが好きになる(?)
ま、そんな図式で進めて行ければなあと。
なので、全クラギストに来ていただきたいし、出席マストですぜ!
詳細は下記。ご予約受付中。(富川の方に直接連絡いただいても構いません。以下メールです)
tomikawaguitar@gmail.com
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<富川勝智 solo live&talk「クラギなんか嫌いだ!」2020 Oct>
クラシックギター奏者・富川勝智がお届けする、
アットホームなソロライブ&トークシリーズ!スタート!
果たして本当にクラギが嫌いなのか?意外な展開もあり?
日時:2020年 10月25日(日) 13:15 open / 13:30 start
出演:富川勝智 (クラシックギター)
会場:東京・世田谷「エムズ・カンティーナ」
世田谷区上馬4-4-8 新町駒沢ビル 2F
(東急田園都市線・駒沢大学駅 西口徒歩1分)
料金:予約・当日 3,000円
(自由席/ドリンク代600円別途必要/乾杯ドリンク代+600円)
facebookイベントページ

ご予約&お問合せ:「エムズ・カンティーナ」03-6450-8111 (24h留守電対応)
予約フォーム:https://ws.formzu.net/fgen/S13353355/
