最近、生徒に教えていて、pのタッチ(右手親指)についてあれこれ考えております。諸説あるので生徒さんも悩んでしまうことが多い。

腕の重さで弾く!という説。
指の関節をしっかりと動かして弾く!という説。

その両方とも使うのが良いのです。どちらから片方だけに偏ってしまうと、右手が不安定になる&指が力んでしまう。世の中のギター奏法理論を語っている人は「上記のいずれか」を主張している人がほとんどですねえー。上記二つともうまくバランスをとってミックスして使う&場合によってはどちらかのみを使う&パーセンテージを変える・・・ということで安定したpのタッチを習得できるのです。

ということで、8/7-8/9までスペインギターフェスタ「夏の祭典」というオンライン講習会をやるのですが、ワークショップのテーマは「p指のアングルと腕の連動〜しっかりとした音を出すために」というものにしました。

和音を弾くときに低音がしっかりと出ない・・・そういう悩みを抱えているギター学習者の方多いのです。そして、しっかりとした音を出そうと頑張っていたら指の筋をおかしくしてしまった・・・という方も結構います。

そうならないように、「腕の重さを用いたpのタッチ」を身につけると同時に、「右手指全体のフォームの安定」も獲得できるような奏法を用いなくてはなりません。

というわけで、簡単にテキストを作成してみました。チラ見せ。

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実際はちゃんとワークショップ形式で説明を入れながらおこないます(なんだかタブ譜がボヤーンとしているなあ)。

というわけで、pのタッチでお困りの方、ぜひスペインギターフェスタ夏の祭典ご参加ください。聴講生、絶賛募集中です!

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