1/13に第七回スペイン音楽国際コンクールが行われました。
ピアノ、声楽、チェロ、ヴァイオリン、ギターという様々な楽器で「スペイン音楽」に特化したコンクールです。
立ち上げの時より関わっており、副委員長として携わっております。このコンクールの面白いところは当たり前ですが、全てスペイン音楽であるということ。立ち上げ当初から特別審査員をしていただいていた�霤勅∀裟萓犬離▲疋丱ぅ垢如屮薀謄鵐▲瓮螢�音楽」も含めようということで、ポンセやヒナステラなども聴けるということも面白い。
スペイン語圏のサウンド。それをテーマとしているので、クラシック音楽の中のヒスパニック性とはなんなのか…ということを考える良い機会となっています。
ピアノでグラナドスやアルベニスを聴く。歌でトゥリーナを聴く。それも一生懸命勉強している若者（コンクール受験者）による演奏で聴くということは新鮮であり、発見がたくさんあります。
クラシックギターを弾く人も、聴きに来るだけでものすごい情報量を持って帰ることができるといつも思っています。もちろん出場しても、割と課題曲はガッチリと組んでいますし、演奏時間も長めなので勉強になるでしょう。
来年の期日はまだ決まっていませんが、日本スペイン音楽文化協会のサイトなどこまめにチェックしてみてください。
今年度僕の門下は3位に木本晃一くん、入選に三瓶るり子さん。二人とも良い演奏ではありましたが、複数曲を弾く上で仕上がりのムラがおおかった。
ギター部門の松島淳さんはポンセのプレリュード6番からロドリーゴのソナタ・ジョコーサへの流れが秀逸でした。ポンセの解釈は全出場者の中で1番だったような気がします。ロドリーゴの滑稽さや諧謔さがもっと伝わってくるとより良くなりますね。
2位の森本友惟さんはトゥリーナのファンダンギーリョの解釈が丁寧。表現をつけにくい曲ですが丁寧に楽想をつけていました。
何れにしても、ギター部門はどの奏者もスペイン音楽の素晴らしさを伝える楽曲をしっかりと選んでいた聞き応えがありました。
↑全部門受賞者と審査員
ピアノ、声楽、チェロ、ヴァイオリン、ギターという様々な楽器で「スペイン音楽」に特化したコンクールです。
立ち上げの時より関わっており、副委員長として携わっております。このコンクールの面白いところは当たり前ですが、全てスペイン音楽であるということ。立ち上げ当初から特別審査員をしていただいていた�霤勅∀裟萓犬離▲疋丱ぅ垢如屮薀謄鵐▲瓮螢�音楽」も含めようということで、ポンセやヒナステラなども聴けるということも面白い。
スペイン語圏のサウンド。それをテーマとしているので、クラシック音楽の中のヒスパニック性とはなんなのか…ということを考える良い機会となっています。
ピアノでグラナドスやアルベニスを聴く。歌でトゥリーナを聴く。それも一生懸命勉強している若者（コンクール受験者）による演奏で聴くということは新鮮であり、発見がたくさんあります。
クラシックギターを弾く人も、聴きに来るだけでものすごい情報量を持って帰ることができるといつも思っています。もちろん出場しても、割と課題曲はガッチリと組んでいますし、演奏時間も長めなので勉強になるでしょう。
来年の期日はまだ決まっていませんが、日本スペイン音楽文化協会のサイトなどこまめにチェックしてみてください。
今年度僕の門下は3位に木本晃一くん、入選に三瓶るり子さん。二人とも良い演奏ではありましたが、複数曲を弾く上で仕上がりのムラがおおかった。
ギター部門の松島淳さんはポンセのプレリュード6番からロドリーゴのソナタ・ジョコーサへの流れが秀逸でした。ポンセの解釈は全出場者の中で1番だったような気がします。ロドリーゴの滑稽さや諧謔さがもっと伝わってくるとより良くなりますね。
2位の森本友惟さんはトゥリーナのファンダンギーリョの解釈が丁寧。表現をつけにくい曲ですが丁寧に楽想をつけていました。
何れにしても、ギター部門はどの奏者もスペイン音楽の素晴らしさを伝える楽曲をしっかりと選んでいた聞き応えがありました。
↑全部門受賞者と審査員
