2001年10月6日の日記より
弦の種類について質問を受けている。それに私が日記上で回答。
現在はエクストラハードは使っておりません。ノーマルテンションです。理由は・・・
サスティーンの問題です。あと、弾きやすさ。常に使用しているわけではないですが。先月のコンサートでは、ハナバッハの高音ローテンションとプロアルテ低音弦(ハードテンション)を使用。個人的にはハナバッハの高音が好きだが(艶がある)、高価なのとバテると固くなるのが欠点。オーガスチンははずれが多い(ピッチの面で)。日本に戻ってきた頃は、サバレスコラムの低音(3ヶ月間ぐらい音質変化がない)を使用していたが、良い意味でのギラギラ感がなく使用停止。経済的には助かる弦である。
ていう感じに、試行錯誤である。その時その時の音楽観によって変わるものでもある。
今はほとんどオーガスチンのリーガル&青。この当時はプロアルテノーマルだったのだろう。留学時後半はほとんどサバレス・コラム・・・またはハナバッハ・・・こう考えると、我が愛器もいろんな弦を張られている。
今後はどのように使用弦が変化するか・・・それを自分の楽しみとしてギタリスト人生を楽しんでいきたい。
100パーセント満足のいく弦がないほうが、そういう意味では楽しいかもしれませんね・・・。