土曜日。おかげさまでたくさんの生徒さんでレッスンが埋まっている。
朝9時からほぼ12時間、満席である。欠席がいればその時間が「休憩」になる。実は昔は正午過ぎからしかレッスンをいれていなかった。そして絶対に18時に終えるようにしていた。10年くらい前の話である。
その時は日曜日以外は毎日午前から夜までたくさんの生徒を教えていた。で、40才を迎えたあたりで、少しレッスンの仕事を整理した。渋谷の自分の教室でレッスンをする日は週に三日だけと決めたのだ。
だけど、どうしても僕に習いたいと言う人がいて、土曜日もじわじわと前後が埋め立てられてきて、現在に至る・・・と言う感じ。
まあ、いいかー、とは思っている。
とはいえ、教えるのは好きだ。現場でしか生まれない言葉やアイデアがある。そういえば、昔、このブログでレッスン覚書っていうのをつけていたなあーと。やはり数を教えなきゃ生まれないノウハウやレッスン現場でのアイデアってあるのだ。
久しぶりに綴ってみよう。
1:手首のアングルは柔軟に考えること。まっすぐが基本だが、まっすぐに固めようとしてはだめ。
2:カルカッシ。そのままで残ってしまう音は他の部分との整合性を考えること。
3:セゴビアのmとaの使い分け。アポヤンドは音価維持の意識を保つことにも役立つ
4:マチネの終わりに。ポジショニング重要。冒頭のmpの表現にはニュートラルさが必要。音楽は冒頭の三拍目から動き出す(そう言う風に弾いている人を聴いたことはないけど、そうしないと不安定な4拍子となる)
5:ルネッサンスのリュート曲においては即興的な部分でディミニューションの知識が必要。101匹ワンチャンと101匹狼の「101匹」を見つけることがとっても大切。
6:武満編12の歌。和声だけ抜き出して力関係を見つける。
7:グリップ感覚。山下達郎氏のギター演奏にヒントがある。
8:拍の分割はとにかく歌って身につけましょう
9:宿題が足りなかったって?小学生は元気だなあw
10:フレーズは音域を考えましょう。音域が高ければエネルギー量が必要なのだ。
11:古典の対比的なフレーズの中にも、接続する感覚は必要ではある。
12:南のソナティネ。3楽章。全てをきちんと4分の3でとること。そのことでヘミオラが生きる。
13:右指それぞれは連動している。その中で各指の独立の意識を高めることが大切。独立して動かそうとすると他の指が抵抗しようとして緊張をうむ場合がある。
14:カスティーリャ組曲。ダンサ。これもひたすらに8分の3拍子を意識して弾くこと。そのことによってスペイン的なグルーブが浮かび上がる。
15:猫背になると肩甲骨が浮き上がる。そして小指押弦が緩くなる。しっかりと肩甲骨を下げて尺骨側の意識を高めるべし。
16:ポジショニングのためには押さえていく練習よりも、「指を離していく」練習を先にやると安定する。
かるーく書きましたが、こんな感じ。
これだけじゃわからないことも読んでいる方にはあるでしょうねえー。でも、僕にはわかるんですよ。
割と書いてみたら結構楽しかったなw
また気が向いた時に書いてみます。
で、今土曜日のレッスンはまだオンラインレッスンも4分の1くらい残っているので、こんな感じでPCおいたり、飛沫防止セットおいたりしながら、やっております。
こう見ると、割と変な形の楽器多いですね(全て仕事道具!)
さて、明日は日曜ワークショップ。久々だけど、誰かきてくれるのかしら???
朝9時からほぼ12時間、満席である。欠席がいればその時間が「休憩」になる。実は昔は正午過ぎからしかレッスンをいれていなかった。そして絶対に18時に終えるようにしていた。10年くらい前の話である。
その時は日曜日以外は毎日午前から夜までたくさんの生徒を教えていた。で、40才を迎えたあたりで、少しレッスンの仕事を整理した。渋谷の自分の教室でレッスンをする日は週に三日だけと決めたのだ。
だけど、どうしても僕に習いたいと言う人がいて、土曜日もじわじわと前後が埋め立てられてきて、現在に至る・・・と言う感じ。
まあ、いいかー、とは思っている。
とはいえ、教えるのは好きだ。現場でしか生まれない言葉やアイデアがある。そういえば、昔、このブログでレッスン覚書っていうのをつけていたなあーと。やはり数を教えなきゃ生まれないノウハウやレッスン現場でのアイデアってあるのだ。
久しぶりに綴ってみよう。
1:手首のアングルは柔軟に考えること。まっすぐが基本だが、まっすぐに固めようとしてはだめ。
2:カルカッシ。そのままで残ってしまう音は他の部分との整合性を考えること。
3:セゴビアのmとaの使い分け。アポヤンドは音価維持の意識を保つことにも役立つ
4:マチネの終わりに。ポジショニング重要。冒頭のmpの表現にはニュートラルさが必要。音楽は冒頭の三拍目から動き出す(そう言う風に弾いている人を聴いたことはないけど、そうしないと不安定な4拍子となる)
5:ルネッサンスのリュート曲においては即興的な部分でディミニューションの知識が必要。101匹ワンチャンと101匹狼の「101匹」を見つけることがとっても大切。
6:武満編12の歌。和声だけ抜き出して力関係を見つける。
7:グリップ感覚。山下達郎氏のギター演奏にヒントがある。
8:拍の分割はとにかく歌って身につけましょう
9:宿題が足りなかったって?小学生は元気だなあw
10:フレーズは音域を考えましょう。音域が高ければエネルギー量が必要なのだ。
11:古典の対比的なフレーズの中にも、接続する感覚は必要ではある。
12:南のソナティネ。3楽章。全てをきちんと4分の3でとること。そのことでヘミオラが生きる。
13:右指それぞれは連動している。その中で各指の独立の意識を高めることが大切。独立して動かそうとすると他の指が抵抗しようとして緊張をうむ場合がある。
14:カスティーリャ組曲。ダンサ。これもひたすらに8分の3拍子を意識して弾くこと。そのことによってスペイン的なグルーブが浮かび上がる。
15:猫背になると肩甲骨が浮き上がる。そして小指押弦が緩くなる。しっかりと肩甲骨を下げて尺骨側の意識を高めるべし。
16:ポジショニングのためには押さえていく練習よりも、「指を離していく」練習を先にやると安定する。
かるーく書きましたが、こんな感じ。
これだけじゃわからないことも読んでいる方にはあるでしょうねえー。でも、僕にはわかるんですよ。
割と書いてみたら結構楽しかったなw
また気が向いた時に書いてみます。
で、今土曜日のレッスンはまだオンラインレッスンも4分の1くらい残っているので、こんな感じでPCおいたり、飛沫防止セットおいたりしながら、やっております。
こう見ると、割と変な形の楽器多いですね(全て仕事道具!)
さて、明日は日曜ワークショップ。久々だけど、誰かきてくれるのかしら???