ギターレッスンと演奏の日記 from 富川ギター教室

クラシックギターの「伝道師」富川勝智のギター教室でのレッスン活動と演奏活動の記録です。

レッスンビデオ

2019.8 新サイトOPEN!
https://tomikawaguitar.com

富川ギター教室(東京渋谷) https://tomikawaguitar.com
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※他に池袋現代ギター社でもレッスンしています

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イチカバチカ1分ギターレッスン〜Instagramの限界に挑戦!

Instagramでレッスン・・・無理っぽいですね。動画で1分しかデフォルトでアップできないんです。

ですが、、、やっております。Instagram内の僕のアカンウトで、「イチカバチカ1分ギターレッスン」というのを。本当に細かいディテールやちょっとしたコツを1分で説明してしまうというものです。

こんな感じ。




















たまーに気まぐれでアップしております。タグは以下のものをフォローするとあれこれ探せます。下のタグで検索をかけてください。
#イチカバチカギター1分レッスン

割と1分でもワンポイントは説明できるものです。ビジネスの分野で「資料はA4用紙一枚にまとめろ」とか言われることがあります。また僕が若い頃から読んでいる「アイデアのつくり方」という本のあとがきで竹内均さんが「毎日原稿用紙10枚で何かテーマを書く」と述べていたことを思い出しました。

アイデアのつくり方
ジェームス W.ヤング
CCCメディアハウス
1988-04-08


原稿用紙10枚、つまり4000字を毎日書く。その分量はなかなかものかもしれませんが、チリも積もればなんとやら。もしギターを教えている人であれば、その日教えた内容や思いついたアイデアをメモしておくことは必須です。

動画で伝わりやすいことは動画で残しておこうかな?というのもありですよね。

自分がレッスンで教えたものはメモで残していますが、動画でもメモがわりに残せたらいいのだろうなあとは思っていました。今は動画として記録に残すのも楽な時代になりましたね。スマホ一台あれば良いのですから。音質も画像もかなりのものです。活用しない手はありません。

調子に乗って、以下のものできるかも。

モウスコシダケギター5分レッスン  とか
コレデドウダギター15分レッスン とか

シリーズ化できるかもしれませんねー!





赤ペンと録画とワンレッスン〜東京以外の方のレッスンにも対応いたします!

ひと昔前は、楽器や音楽の学習は「実際に先生の元で習うのが一番」と言われていました。

目の前で先生の弾いている音を確認し、指の動きなどを見て習う。「習う」=「まねぶ」(真似ぶ)だったわけです。今でも、この方法論はやはり「主流」であると思います。

僕も実際に、これが一番の方法ではあると思っています。

でも、近くに良い先生がいない…そもそも習いたくても先生がいない…という場合は独学するか…もしくは「通信学習」があります。今でも添削による通信教育システムは存在します。ちょっと古いですが「赤ペン先生」ですね(苦笑)。受験生とかが使うやつです。

答案にいろいろと「ここはこうしましょうね!」とか「こう考えてね!」って書いてある。 

実はこの「赤ペン先生」…僕もたまにやるのです。遠方の生徒さんで不定期にレッスンに来る方の「レッスンとレッスンの間のフォロー」や「コンクールの録音審査のための準備」のために、楽譜にがりがりと書き込んで送ってあげることがあります。(今はスマホで写真撮って、メールとかで送れるのでとても便利ですね!)

つい先日も、某コンクールの録音審査のために準備している地方の生徒さんのために、「赤ペン先生」…してみました!

こちらです。
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その生徒さんが録音したものを聞いて、アドバイスを書き入れたもの。この曲自体は二回ほどレッスンしているので、彼が忘れている点や改善点を書いています。実際に直接レッスンした前提があるので、一般の方にはあまりわからない「我々用語」がたくさんあるかもしれませんね。

実はこれに付随してビデオも送っています。赤ペンで書いたことを、実際に音で表現しているものです。僕が喋りながら解説しています。10分程度のビデオを2回送りました。(YouTubeに限定公開でアップして、リンクをメールで送って見てもらうという方法です。これ便利!)

数日前、彼から連絡あり、無事録音審査は追加したとのこと。ヨカッタヨカッタ。

…こういう作業をしていると、直接レッスン+ビデオ+赤ペンで、不定期で通われている遠方の方のレッスンもより充実したものになるのだなあ、と感じています。

今までも、数人の方とこういうやり取りでレッスンを重ねています。この方法なら、毎週通わなくても、学習効果はあるなあ、と思っているのです。

もし地方にお住いの方で、僕のレッスンが受けてみたい!という方…是非お気軽にお問い合わせください。

3つの方法があると思います。
1:東京にきてワンレッスン(2時間程度)を受ける
2:上記に加えて、ビデオや「赤ペン」でフォローしてもらう
3:ビデオや「赤ペン」だけでレッスンを受ける

1について:こういう方が一番多いです。現在5名ほどが日本各地から不定期でレッスンを受けに来ます。また出張などの折にワンポイントでレッスンを受けにくる方もおります。実際にレッスン受けて、それで満足すればもちろん「ビデオ」も「赤ペン」も不要ですね!

2について:今回の記事で書いたように、実際にレッスンを受けたけど「ほんとにこれでいいのかなあ?」とか「ちょっと自信がないなあ?」という場合はビデオや赤ペンでフォローできます。ワンレッスンを受けた方のアフターフォローのような形ですね。基本的にご質問や疑問点が浮かんだ場合に動画や録音などを送っていただければ、ちゃんと返信します。

3について:私のレッスンを受けたことがなくても、録音や録画を送っていただければある程度のアドバイスや練習方法などは提示できます。こちらは別途料金で対応しております。

…以上、いろいろと書きましたが、遠方の方でレッスンを受けてみたい!だけど時間がない!という方…できるうる限り対応いたしますので、ぜひお気軽にメールください。

tomikawaguitar@gmail.com



 


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三拍子のレッスン(拍のプロポーションとは?)

次の日曜日に日曜ワークショップにて「三拍子」を講義いたします。
日曜ワークショップ 拍とは何か part2 三拍子を極める

このワークショップでは「拍節とリズム」の基本を説明してから、クラシックギターの名曲である月光とアランブラ宮殿の想い出を扱おうと思っています(禁じられた遊びもちょっとだけ扱います)。

これらの曲の共通点は?…三拍子であることです。

三拍子を学ぶことで、拍節(メトリーク)について基本的な理解と実感が得られるはずです。

昨日のレッスンにおいて、ちょうど生徒さんがフェルナンド・ソルの「月光」をレッスンにもってきました。

生徒さんのレッスンでは動画を撮影しながら、本人に「何が自分の演奏に足りないのか?」を発見してもらいながら、指導することが多いです。今回はたまたまレッスンのテーマが三拍子でしたので、「三拍子らしさ」を気づいてもらうのが主眼のレッスンとなりました。

レッスン生はKMD君です。本人の了解も得られたので、どのようにして演奏が「三拍子らしくなっていくか」をレッスン中にとった動画から解説していこうと思います。

まずは1回目の演奏です。レッスンがスタートしたばかり。まずは私は何も言わずに弾いてもらいます。


 
三拍子の曲ですが、全体として三拍目が短くなってしまっていますね。和音の変わり目ですので、左手が焦っているのか…三拍目をはしょっていますね。

短くなりがちだった三拍目(アウフタクト)の感じ方を変えてもらいます。三拍目から一拍目までの繋がりを意識。こんな感じになりました。



ちょっと意識しすぎてミスも散見されますが、重さと「持ち上げ感」のある三拍目から一拍目への着地感は表現できています。

「三拍子の指導2」で三拍目から一拍目までの繋がりはできてきましたが、二拍目の意識が希薄でした。なので、二拍目をジャストまたはちょっと詰める感じで弾いてみます。そうすると一拍目から二拍目まで緊張感を持って進むことができます。

こんな感じになりました。



三拍子の「前進感」は二拍目のタイミングがポイントとなってきます。アウフタクトから開放された一拍目から、緊張感をもって二拍目に向かうこと!…これが大切です。

「三拍子の指導3」において、二拍目のタイミングと三拍目(アウフタクト)から一拍目までの繋がりを意識してもらい、「三拍子」としてのバランスはとれました。しかし、三拍目の八分音符の意識が希薄なために一拍目までの繋がりのタイミングがとれていませんでした。

なので、全体として八分音符の打点を意識して弾いてもらいました。

二回目の演奏では、これまで学んだ「二拍目と三拍目」の意識を強くして弾いてもらいました。八分音符のパルスを感じることにまだ馴染んでいないために、まだたどたどしいですが、全体としては「すっきりとした拍感」の演奏になっていると思います。 

こんな感じです。

 

まだまだ馴染んでいない感じですが、三拍子の自然なプロポーションを感じられたでしょうか?

日曜日のワークショップでは、もう少し詳しく「拍節とリズム」についてみんなで考えて行こうと思っています。

日曜ワークショップ 拍とは何か part2 三拍子を極める

 

カルリ45のエチュード・レッスンビデオアップ!

夏前あたりから全音版の「カルリ45のエチュード」を用いてレッスンビデオを作っていましたが、すっかりアップを忘れていました(実は45番まですべて収録済です)。今後余裕があるときにじょじょにアップしていきます。

レッスン8からレッスン10まで(エチュードの番号としては15番から19番まで)をアップしましたので、ご覧下さい。

こちらのほうにアップしたビデオのリンクはまとめてあります。楽譜をご用意の上、ご覧下さい。

ギターの左手のポジショニングについて

カルリ45のエチュードのビデオをアップしていますが、ホームページのほうにまとめのサイトと作りました。現在のところ4回分のレッスンを公開しています。

カルリ45のエチュードマスター講座まとめ 

さて、ただまとめただけではつまらないので、以下のような解説を書きました。なんとなくビデオ見るだけより、文章で整理したほうがいいかもしれませんので。これから少しずつ加筆&追加していきます。

エチュード1番と2番は左手のポジショニングの意識を高める意味でとても重要な練習です。初心者やギターを始めたばかりの方には「ギターのローポジションでの音を覚える」という意味合いが強いでしょうが(全音版の解説にも書いています)、中級者から上級者の方にとっては左手のポジションをしっかりと「作っていく」という練習として機能するでしょう。

クラシックギターにとって、左手のポジショニングというのはとても重要ですが、1ポジションにおいて各フレットにひとつの指を配置するということは大変難しいのです。

そして、押さえるためには左手の指の「はこ」を意識することが大切です(4分過ぎから解説)。腕の位置との関連で「はこ」の形も変化していきます(6分過ぎ)。

「音をつなぐ」ためのフィンガリングもこのエチュードでは守って練習してください(9分あたり)。ゆっくりと練習することも大切です。そのようにしたほうが「音価」(音のながさ)がはっきりと意識できます。

拍とテンポについての意識もこのエチュードを学ぶ際にはしっかりと学んでください。メトロノームの「点」に合わせるのではなく周期を意識することがとても大切です(12分あたり)。拍の打点がいつ落ちるのか…ボールのバウンドなどの動きを意識するとイメージが掴みやすいかもしれません。

レッスンビデオでは20分過ぎから再びポジショニングの確認となっていますが、開放弦を弾く際も指の形を注意することが大切です。常に各フレット上に指を準備しておくことに注意しましょう。

26分過ぎから「今日のまとめ」です。指の「はこ」や腕の位置との関連についてもアップで説明していますので、よく研究してみてください。1ポジションをバランスよく押さえるためには「4指から押さえていく事」もポイントとなります。「小指が短いので…」という意識を抜く事!…これは将来的なテクニックへの安定感(安心感?)ともつながってきます。

29分過ぎから左手のアップです。指の「はこ」(台形)は1弦側から6弦側では開き方が違います。それと腕の連動を使って「手首部分が痛くならない!」ように手首の状態をチェックしてください。



富川勝智

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