ギターレッスンと演奏の日記 from 富川ギター教室

クラシックギターの「伝道師」富川勝智のギター教室でのレッスン活動と演奏活動の記録です。

イベロリベロ

2019.8 新サイトOPEN!
https://tomikawaguitar.com

富川ギター教室(東京渋谷) https://tomikawaguitar.com
https://tomikawaguitar.sakura.ne.jp/wp/lesson/
※他に池袋現代ギター社でもレッスンしています

お仕事依頼&お問い合わせは下記メールへお気軽に!
tomikawaguitar@gmail.com

4/6 イベロリベロ on a slow boat to...

神保町にあるとーっても素敵なカフェにて「イベロリベロ」として演奏してきました。

このお店、後輩ギタリストのソロで一度きたことがあるのですが、ああいい雰囲気だなあーとずーっと思っておりました。で、別方面から「イベロリベロ」で演奏してほしいという依頼があり、ライブをすることになったわけです。

イベロリベロのレパートリーとしてセファルディーとか中近東よりのアラビックな曲もレパートリーにあるのですが、今回は神保町だから「スペイン中世縛り」で行くぜー!と(僕の独断と偏見で)決めました。

「モンセラートの朱い本」と「聖母マリア頌歌集」の二つからプログラムを組みました。

当日のセットリストはOn a slow boat to...さんのサイトから確認できます。



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ギテルン独奏も4曲。毎回400曲ほどからある「聖母マリア頌歌集」をパラパラと眺めながら、あーこれいいかもなあーなんてギテルンで弾きながら、アレンジしていくのは結構楽しいもんです。

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このライブにお越しいただいた方に「CSM 353 Quen a omagen da Virgen 幼子キリストに食べ物を捧げた少年」が映画「汚れなき悪戯」の内容に似ているという感想をいただきました。



キリスト教的には「天に召される」ことはとても良いこと…この哲学はスペインの文化の中にずーっと息づいているのです。確かにこの映画、日本人には「え?そんな終わりなの?」っていう感じはしますもんね。

聖母マリア頌歌集の中にあるお話には、明らかにスペインの民衆の「心性」の根元のなっているものがたくさんあります。なので、イベロリベロでは「お話付き(ちょっとした寸劇付き)」のものを必ずやるようにしています。

普通に歌詞を原語で聞いて、お話の内容がわかる人って少ないでしょうから。

もちろん旋律にも「スペイン音楽の源流」がしっかりと入っています。インストでやることで、その面白さが感じ取れるはずです。

いずれにしても、とても得るところの多い本番でした。スペイン音楽って深いなーといつも思います。


さてさて…このOn a slow boat toではレオナルド・ブラーボさんはじめ、クラシックギターのトップ奏者たちが独奏していますが、僕も10月に弾くことになりました(ちゃんとクラシックギターですよ!)。

10/23(水) 19:00-

です。いずれフライヤなどできると思いますので、みなさん是非来てください。最近またスペイン音楽の面白さに目覚めてきたので、スペインもの中心で行こうかなーと思っています。
席数が16席です。お早めにご予約を。まだ告知開始しておりませんが、フライングでもお店の方に電話して予約してください。

予約:03-5244-5655


とりあえず、予定は空けておいてくださいね。





師走とはよく言ったもんで・・・

12月もほぼ終わりそう。
師走です。ボヤーっとしていると2024年に突入しそうなので、今月のことを軽くまとめておきます。

東京国際ギターコンクール関連のイベント無事に終了しました。昨年より公益社団法人日本ギター連盟の代表理事に就任しております。ということでイベント関連ではとにかく動くことが多い。本選の審査や表彰式での役割もそうなのですが、実は「コンクール運営担当理事」という職務もあるので、会場との打ち合わせや当日の裏方的なこともやることがたくさん。祝賀パーティーの会場設定や進行などなど。
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もうたくさんやることあるわけです。
同時進行で次年度のコンクールの準備やギターコンペティションの準備もやっているので、結構大変。とはいえ、イベントが終わると「わー!良い内容のコンクールだったなー」とか「若手の推薦コンサートもレベル高くて来てくれた人も楽しんでくれていたようだなー」と思うと、次も頑張るかーとなる。

昨年度の優勝者のフィリッポス・マノロウディスくんの演奏会も大好評で、それも良かった。途中体調不良でそのあたりのケアもしてやらなきゃいけないということもありましたが、本人の地中海的なおおらかさに助けられたというか…まあ元気になって帰国したようなので何より。
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自分の演奏の方は西荻窪の音や金時さんでイベロリベロとして。
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今回はセファルディー音楽で。なかなか面白いアプローチできたと思います。来年はライブを控えめにしてレコーディングでもしようかねーなんてメンバーと話をしています。

教室の忘年会などもやりました。数年前くらいから「弾き納め」も兼ねていて、とりあえずみんな何か弾いてもらうことにしています。弾いて、飲んで、食べて。
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そんな表立ったイベントの裏でもたくさんやるべき作業が(連盟としてもギタリストとしても)あります。そしてこの時期に多いのはレッスンのお問い合わせ。ワンレッスンも、体験レッスンも多い。そして入会者が結構いるのもなぜか12月なのです。

飛び込み需要???・・・ハッキリと理由はわからないのですけどね。

そして、現代ギターにも連載しているので、いい感じで締め切りが迫る 苦笑。12月は年末進行なのでちょい早めに提出するのです。出しましたよ。ふふふふ。





セミナー→理事会→中世音楽

謎のタイトルをつけてしまいましたw ここ一週間くらいを日記形式で。

日々ドタバタと過ごしております。4/22の現代ギター社のセミナー、好評にて終わりました。ドタキャンが出たのがとーっても残念。敵前逃亡???…まあ勘繰らないようにいたしましょう。

当日のスタッフIさんの感想をこちらに引用しておきますね。

本日の講座は、ソルフェージュのさわり、ダイジェスト版といった内容。ギターを学ぶ方にはソルフェージュを経験したことのない方も多く、またなかなかその機会のない方も多いのではないでしょうか。さらに、本格的にソルフェージュを受けるとすると、習得までにはなかなかに時間がかかります。
そんなソルフェージュについて、本日の講座を受講された方は、あのたった2時間で、それがどのように演奏に生かされるかまでを、目から鱗が落ちるように知っていただけたのではないでしょうか。
私も非常に良い勉強をさせていただきました。(役得で申し訳ないです。)

たまたま会場がGGサロンだったので、ステファノ・グロンドーナ氏の通訳をしたことを思い出しました。

このブログにも記事を書きました。

割とグロンドーナ氏が言っていたのは音程感のことだったなあーと。ある音へと向かう前にきちんとエネルギーを考える。フレットを押さえて発音するだけではそれは「楽音にはならない」ということですね。

そんなことを思い出しながら行ったセミナーでした。実際に旋律の力関係だけをソルフェしてから最後に答え合わせで楽譜を提示するという形で行いましたが、見慣れたはずのギター小品やエチュードでもまるで違う印象を受講生全員が持ってくれたようです。それだけでも「音楽の基礎」の入り口には皆さんたてたのかなあーと。


さて、4/24は公益社団法人日本ギター連盟の理事会。代表理事として議長つとめました。その前に細かい議題の設定や資料作成などもあれこれあって、割と理事会に至るまでが大変。そんな仕事もギター界のためであると思えば、なんとかできるもんです。ギター連盟はとにかく様々なイベントをやっているので、その全体の流れを把握するのがなかなか大変です。普通のギター協会だとコンクールを年一回やってだいたい終わりですから。その辺りが違うのですよね。

というわけで、手伝ってくれるプロギタリストの方、是非日本ギター連盟入会してくださいねー!

で、4/25火曜は洗足の授業日。覚書はインスタでみてくださいね。


授業終わって、夕方から久々のイベロリベロライブ。今回も聖母マリア頌歌集縛り。
やればやるほど面白いカンティガス。解釈のアプローチは無限大です。このメンバーだからかもしれませんが、毎回本番のインプロ度が多め。




てな感じのこの数日。数日おきに違う脳みその部位使っている気がします。まあ、いいのか。そういう音楽家の人生なんです、僕のは。

イベロリベロ with 林亜矢子〜リハーサル風景

2/2にフラメンコタブラオの「ラ・バリーカ」でイベロリベロとしてライブをやります。

そのリハーサルが今日ありました。昨年もイベロリベロと共演してくれた林亜矢子さんをゲストにやっているので、ちょっと落ち着いた雰囲気でリハ。やはり一度やっていると気が楽ですねー。そしてメンバー各自の音を楽しむ余裕が出てくるものです。その意味で実に楽しいリハでした!

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バンマス、エリカさん。何を笑っているのでしょか??
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トミーです。
今回はギテルン弾きます。とは言ってもメインはバロックギターになるかな?
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森川拓哉さん
冬はまったりなるなー。中世フィドルの響きは本当に素敵。

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立岩巨匠。指が見えない!!!
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林亜矢子さん。いっつもエレガントな踊りです。叩きながら踊るの???

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・・・という具合なメンバーで2/2はお送りします!

スペイン音楽やイベリア音楽が好きなら絶対に来た方が良いライブ。
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中世イベリア半島に伝わる古の音楽
古楽器と共に。
ゲストダンサーを迎えてお届けします。

2019年2月2日(土)
Open:17:30
Show Start:18:30

●出演
歌 藤沢 エリカ (Erika Fujisawa)
中世フィドル 森川拓哉(Takuya Morikawa)
ギター&ギテルン 富川 勝智 (Masatomo Tomikawa)
パーカッション 立岩 潤三 (Junzo Tateiwa)
ゲスト踊り 林 亜矢子 (Ayako Hayashi)

●料金
Charge 5,000円
(タパス盛り合わせ ワンドリンク付)

●会場
ラ・バリーカ
東京都台東区柳橋1-3-7 小嶋ビル1F
Tel:03-5809-1699

●ご予約・お問合せ
出演者または
Tel.:090-5335-9278(藤沢)
Mail:office.pulchella@gmail.com

3/1 イベロリベロLIVE@バックインタウン

2月末からライブ続きです。3月は一発目は「イベロリベロ」でのライブ。1年前に「イベロリベロ」のファーストライブを行った新宿曙橋のBACK IN TOWNでのライブでした(ファーストライブのときはパーカッションの立岩潤三氏はまだ加入しておりません)。


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今回はハーディーガーディーの鈴木龍さんにゲストで参加してもらいました。ハーディーガーディーの持続音があるだけで、より「中世」っぽくなります。終わったあとお客さんの間でもハーディーガーディーが大人気。

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僕はひたすらにバロックギターで演奏。久しぶりのバロックギターだったので、弾いていて楽しかった!

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今回のライブで、イベロリベロのサウンドがだいぶ固まってきたように思います。

アンコールの曲をお客様が録画してくれたので、それをアップしておきます。こんな感じでセファルディーの曲や中世の音楽をやっております。




かっこいい「古楽」を目指しています。ライブにいらっしゃる方も「ライブ」として楽しんでいらっしゃるようです。新しいものを求めて、初めて「古楽」や「中世音楽」や「セファルディー音楽」を聴く人が多いのです。なので、まだいらっしゃってない方も次回ライブは是非!

6/15に西荻窪の「音や金時」にて決定しております。是非とも!
歌:藤沢エリカ パーカッション:立岩潤三 中世fiddle:森川拓哉 ギター:富川勝智 でお送りします!



 


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