赤坂カーサクラシカでの「ラス・マノス」ライブ、終わりました。ガイドラインに沿ってソーシャルディスタンスを保ちながらも「満員御礼」。9人でしたけどね、お客さんの数。
ですが、やはりお客さんの前で弾くって良いものです。私個人としては生では3/21以来の本番でした。
三ヶ月。
この期間にすっかり忘れていたが。それは「楽器は本番で弾かないと、鳴らない」ということ。
お客さんの前での緊張感や責任感。お客さんにはどう聞こえているかなー?と考えながら弾く。お客さんに音を届ける意識やテンション。それが楽器のポテンシャルを引きだします。
実際に、本番で弾いていて「え、この楽器こんなに鳴っていたっけ?」と思う瞬間が何回もありました。来ていただいたお客様にも「すごい音してましたねー」という感想もいただきました。
という事で、やはり生演奏の現場でしか奏者側の感覚ってあるのです。
よく生徒に、「100回の家での練習よりも一回の本番」という言葉を言います。まさにそれを自分でも再確認できた瞬間でした。
今、こんなご時世ですので、ライフハウスやホールは入場人数を制限しています。演奏機会を失っている音楽家やミュージシャンも多くいる。早くみんな通常通り人前で演奏できるように祈るばかりです。本番でしか音楽家は成長できないような気がします。
さて、昨日のセットリストです。
1st.
- 3つのデュエット(パークニング編)
- ノクターン Op.128-1(カルッリ)
- オーストリア民謡の主題による変奏とフーガ(ウライ)
2nd.
- 3つの舞曲(プレトリウス〜ウィリアムス編)
- アヴィラの踊り(プレスティ)
- ビートルリアーナ(ブローウェル)より
- フール・オン・ザ・ヒル〜エリナーリグビー〜ペニーレーン
結構面白い曲並んだなあー。ラスマノスとしては11/26にまたカーサクラシカさんでやらせていただきます。詳細未定ですが、この日にやるのは決まっています。こちらのリンクをチェックしておいてください。