はじまりの音楽
ついにYouTubeでの「はじまりの音楽」動画が全曲コンプリートだそうです。
藤井先生のサイトにあるGuitar Studyの解説と合わせて読めば、勉強になること疑いなし!!
http://homepage3.nifty.com/shingogt/guitarstudy/hajimarinoongaku/00.html
ちなみに私の演奏も使われています。
ぜひ皆さん解説を読んで、そして、動画をみて楽しんでくださいね!実は私自身もほかのギタリストの方の演奏をみることはすごい参考になるのです。
こういう解説と動画のリンクの形をみると、「ああ、そういう時代なんだなあ」と思ってしまいます。文章だけでは伝わらないものを動画で・・・動画だけでは伝わらないものを文章で・・・。
そして、われわれ演奏家は聴衆の方にダイレクトに演奏で伝えていけるわけです。
いろいろな学び方ができる時代になったのだなあ!と思います。
僕もちょっと動画で何か学べるような企画を考えてみようかなあ・・・などと思ったりしているところです。
藤井眞吾先生とのデュオ。
いま改めて見ると、、、うーん、面白い!
本来であれば、ファースト=生徒パート、セカンド=先生パートなのですが、てきとうに入れ替えをしたりしてアレンジしてます。
2009年7月12日(日)に行なわれた富川ギター教室主催「重奏の会」のレポートです。
会場は雑司が谷音楽堂。
サブタイトル:藤井眞吾公開レッスン&ギターアンサンブルの様々と藤井眞吾作品集〜「はじまりの音楽 第1集」全曲演奏を中心に〜
午前10時〜:藤井眞吾先生の公開レッスンでした。
宮島幸太郎、谷川英勢、丸山耕太郎、尾野桂子の4名が受講。いつもながら藤井先生のレッスンは「熱心」です。そして、わかりやすいです。そして、いつも延長…してしまいます。その教える姿勢はいつも真摯です。そして、的をしっかりとしぼったレッスンをしてくださいます。
「音楽」のベースメントと技術のベースメントの大切さを受講生はしっかりと再確認したことでしょう。聴講した方も、多くのことを学んだと思います。
ということで、レッスンが延長したので、午後の発表会の開始時間も遅らせなくてはいけませんでした。なぜなら、この公開レッスンと開始までの間で、「リハーサル」をやらなくてはいけなかったからです。
藤井先生を交えての4重奏「AIR」のリハ。そして、「はじまりの音楽」のリハ、私と生徒たちでやる「カルッリのデュオ集」のリハ…。駆け足でしたが、やりました。
そして、本番。第一部は「フェルディナンド・カルッリのデュオ集」。
カルッリはたくさんのデュオ曲を書いています。しかし、忘れられがちなのが、カルッリ教本の付録であるデュオ曲集です。「生徒と先生のために」書かれた曲集で、本来は24曲あります。今回はテルツィが編集したカルッリ教本の巻末にある12曲を全曲演奏。本来の姿である、生徒がファースト、先生がセカンドというパターンで演奏しました。24曲全てはちょっと「だるい」ので、このテルツィ編の12曲は理想的なバランスです。全部で30分程度。楽曲のバラエティも富んでいて素晴らしい「教材」です。
そして、音楽表現を学ぶために素晴らしい内容となっています。私は普段の生徒のレッスンでも使用しています。非常に教育的効果が高い作品です。また、とっても古典的で、そしてカルッリの「ベルカント」スタイルも堪能できます。つまり、美しい!のです。
さて、演奏自体は…みな良く弾けていました!!立派です!
第2部「ギターデュオの様々〜古典から近代まで」
ソルの月光にフェルテアが旋律をつけたもの、そして知られざる古典の名作曲家ガーデのデュオ、そしてアランブラのデュオです(サグレラス編)。ごちゃまぜのようでありながら、この第2部、なかなかまとまっていました。
フォルテア編月光は「定番」ですね。いい旋律です。他に月光のカウンターメロディーで有名なものに、レヒーノ版、ホセ・ルイス版、デュアート版…あります。いずれ、その全てを演奏するコンサートも楽しいかもしれません(いや、マニアックすぎるか?)。
ガーデはソルと同時代に活躍しながら、存在感希薄です。でも、良い曲たくさんあります。ギターデュオ…というと、すぐにポピュラー路線にはしる人がいます。もちろん、これは悪いわけではありませんが、まだまだ古典期によいデュオがやまほどあります。視野をひろげて、テルツギター&通常ギターまで考えれば、ジュリアーニの秘曲デュオ…一杯あります。一例ですが。
そんな感じで、ガーデも生徒に勧めてみました。よく演奏できていたと思います。
アランブラ宮殿のデュオ。サグレラス編の楽譜は入手困難です。残念なことです。このアレンジをみると、サグレラスの才能が分かります。コンサートピースでもサグレラスは素晴らしい楽曲を多数書いています。日本では「マリアルイサ」などの小品ばかりが知られていますが、実はとてもヴァーチュオーソな人だったのですね。その片鱗がこのデュオのアレンジから感じられます。
第3部「フェルナンド・ソルのデュオ曲」
「6つのワルツ」第1番。これは作曲はソルではありません。正確には編曲です。しかし、ギターを知り抜いたソルの書法がところどころに感じられます。そして、定番「54bis」。今回は生徒同士でコスト編。やはり難曲です。そして「漸進的にして容易なるデュオ」より1番。容易…とか書きながら、音楽的には深みのある作品です。
上記、いずれのデュオとも、「古典の音楽表現」を熟知していないと、貧相な音楽になります。その意味で、いずれのペアもまだまだ勉強が足りません。音楽性の未熟さを実感するうえで、演奏者各自勉強になったことでしょう。
この部の最後に、私と尾野桂子で「はげまし」を演奏しました。これは録音を聴き直しましたが、うまくいっています。特にファーストをやってくれた尾野桂子は素晴らしく弾けています。リハのときは「曇っていた」音楽の方向性が、本番でははっきりとしていました。
やはりソルはプロの演奏でしめておいて良かったと思います。
第4部「藤井眞吾作品集」
最初は、熊野隆太君と私で、「紺碧の舞曲」。少ないリハながら、形になりました。藤井先生から控え室でいただいたちょっとしたアドバイスがとても参考になりました。実は熊野君とはスペインでの師匠が同じです。わたしたち、ふたりともアレックス・ガロベー先生に習っています(時期は重なっていませんが)。実はアレックス・ガロベー先生を日本に招聘して、コンサートとマスタークラスを行なったことがあります。そのときに、マスタークラスを聴講してくれたのが熊野君。そして、彼はアレックス先生のところに留学していったのです。
そういう意味で、「紺碧の舞曲」のテーマとも重なっているような気がします。詳しくは楽譜の解説をお読みくださいね。
藤井先生からも褒めてもらいました。「良かった!」そうです。嬉しいです。
さて、「紺碧の舞曲」のあとは、「はじまりの音楽」コーナーです。今回の発表会の目玉です。
皆、勉強の成果はしっかりと出せていました。非常に「音楽的」に弾けていたということです。いい音楽をつくるためにはたくさんのことを注意しなくてはいけません。今回は各自、技術上、表現上、いくつかのことを課題に出されていました。その課題はクリアできていたということです。その意味において全員「しっかり勉強」していたと思います。
そして、第4部の「シメ」は「Air」です。4重奏です。楽しかったです!私がファースト、セカンドが尾野桂子、サードが諏訪さん、フォースが藤井先生。録音を聴くと、藤井先生の音もくっきりしていますが、私の音もでかいです…。もうちょいサードがきばってくれると良かったかなあとは思います。でも、全体としては良かったかな?…録音をきくと悪くないです。
さて、以上で、発表会は終わり。あとは藤井先生のミニコンサートでした。私は受付にいましたので、最後の武満編12の歌とポンセしか聴けませんでした(ああ、残念!)。まあ、生徒がそれまでかわりばんこで受付をしてくれていたので、私が犠牲になりました。
ドアの隙間から聴いていましたが、充実した内容でした。しっかりとしたレパートリー!…ロマン派から現代まで!…素晴らしいプログラムです。
…という感じで、午後7時15分過ぎに完全に終了!
その後打ち上げ…30名弱の大所帯…盛り上がりました。
しかし、それにしても朝から忙しかったです。もちろん藤井先生も大変だったと思います。集中力、体力…凄いです。やはり、尊敬すべき先輩ギタリストです。
生徒のみなさんも、お疲れ様でした!
また、重奏の会、やりましょう!!
今度は10月の独奏発表会です。みんな、がんばってね〜!
(あ、その前にあづみ野の講習会に行く人はそれにむけて練習がんばってください!!)
昨日は長丁場でした。
午前10時〜午後2時まで:藤井眞吾先生の公開レッスン
午後2時過ぎ〜午後3時まで:午後の発表会のためのリハーサル(押してしまいました)
午後3時〜午後6時過ぎ:重奏の発表会
午後6時30分〜7時15分:藤井先生のミニコンサート
午後7時15分〜7時30分:撤収
7時40分〜:打ち上げ!!(夜遅くまで…)
という感じでした。
来場してくれた方も多数!
最後のほうはほぼ満席でした!
感謝です。
私も(考えてみると)かなり曲数弾きました。
もう少し考えがまとまったら、詳細にレポートしますね。
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