昨日は富川ギター教室、17回目の発表会。目標の100回まであと83回です。
祝日であったのと、学生たちは文化祭のシーズンだそうです…あと、運動系のイベントも多くて…いつもより若干少なめの参加者でした。
で、全体写真撮影してみました。実はこれが当教室初めての発表会全体写真です。
…みな、いい感じで笑顔。私が魔法の言葉をかけておきましたので。
楽しそうでしょ?
さて、大人は10時集合、小学生までは11時30分集合。スタッフは9時40分ごろ集合。
本番は午後1時〜。
3部構成。1部は始めたばかりの生徒&こども。2部は中級者。3部は上級者…という具合におおまかにレベル別です。
1部のできが素晴らしかったです。ほとんどミスもなく、皆最後まで完奏。丁寧に練習できていました。タッチもみな安定していましたし、理想的な「発表会」だったと思います。
2部になると、音に伸びとコシが出てきますね。特に今回の2部出演者は音質が良かったです。すっきりと無駄のない音。各自に与えた課題も、しっかりとクリアーできていたようです。教師として嬉しかったです。
3部。もうベテランばかりです。とはいっても我が教室は20代〜30代が中心ですので、若さも失っていませんね。ソル、ターレガ、ヴィラ=ロボス、ミランダ、武満、デ・ラ・マーサ…正統派&本格派のレパートリーが揃っています。
3部になると、みなの集中力の質が違います。これが、やはり2部の人との差かなあ?…こういうのはやはり本番の積み上げでしか体感できないものです。
最初は2分の曲でもきちんと人前で弾くのは難しいものです(精神的に)。それが3分の曲となり、5分の曲となり…クラシックギターの楽曲というのは情報的には満載ですので、こういう積み上げをしながら、じょじょに集中を維持する感覚を身につけていくことが大切なのですね。3部の人のほとんどが10分弱の演奏でしたが、この10分間集中を維持することがなかなか難しいのです。
全体としては、実にベースメントがよくできてきたなあと感じました。
毎回、発表会を企画運営していて思うことがあります。『どんなことがあろうが参加すること!』が大事です。基本的に我が教室の独奏発表会は義務参加にしているのですが、それは本番でしか学べないことがあるからです。そして本番に向けて限られた時間のなかで、『どのように効率よく練習していくか?』を学んで欲しいからなのです。頭を使って練習すること…これは締め切りのない練習ばかりをしていては体得できないことなのですね。
当教室発表会は毎年、春、秋にやっていますので、秋の発表会が終わったら、春には何を弾こうかなあ?という意識にもっていくことも大切です。こういう生徒さんは本当に上達します。
さて、ミニコンサートのゲストはアリエル・アッセルボーンさん。独奏、弾き語りとやっていただきました。素晴らしかったです。3年前にゲストに来てもらったときよりも明らかに進化していますね。素晴らしいステージでした。
打ち上げ。午後6時〜11時くらいまで。いやあ楽しかったです。25名前後の大所帯…わきあいあいと楽しみました。この飲み会ではみなの「素」が見れて面白いです。なんといっても、我が教室、パーソナリティーが独特な人が多いです。クラシックギター弾きって、なんとなくクラーイ人が多い(おっと失礼!)のですが、我が教室メンバーには少ないようです。よかったあ。
という感じで、発表会無事終了!
ご来場のみなさまにも感謝!!