先日、録音作業をしてきました。
初心者用の教本の録音です。ほとんど基礎テクニックです。
基本的にクリック(メトロノーム)に合わせてのレコーディング。
…これが結構、仕事とはいえ「練習」になりました。
四分60のカウントで、開放弦を弾く…ということがいかに難しいか?ということが分かっちゃいました(再認識ですね)。
エンジニア氏がいうアドバイス、「あ、そこ突っ込んでますね!」「4拍目焦ってます!」とかを聴きながら、プレイバックを聴くと確かにちょっとグルーヴが生まれていることがあります。クリックとジャストで発音していないわけですね。まあ、2回目には大概問題点はクリアーできるのですが、最近意識していない点だったことは確かですね。
録音を聴くと、実に発音のタイミングがジャストでないかが良くわかるのです。
MTR買って、練習してみようかと思うくらいです。とりあえず、帰宅してゆっくり目にメトロノームをセットして、クリック音と発音のポイントを基礎練習してみました。考えてみると、昔こういう練習良くしたものです。最初はジャストで発音。それができたら次は、メトロノームはセットしたまま、この音は突っ込むとか、遅らせるとか…そうやって「ノリ」をコントロールするトレーニングをしていたわけですね。
そういう基礎的トレーニングの大切さを、この録音作業を通じて再認識。やはりお仕事から学ぶべきものが多いです。
不幸なのは生徒達…このことを私が再認識してから、発音のタイミングをコントロールしていない生徒の演奏に妙に敏感になっています。このあたりのことに、最近のレッスンは厳しくなっているかもしれません(マイブーム?)。