ギターレッスンと演奏の日記 from 富川ギター教室

クラシックギターの「伝道師」富川勝智のギター教室でのレッスン活動と演奏活動の記録です。

タッチ

2019.8 新サイトOPEN!
https://tomikawaguitar.com

富川ギター教室(東京渋谷) https://tomikawaguitar.com
https://tomikawaguitar.sakura.ne.jp/wp/lesson/
※他に池袋現代ギター社でもレッスンしています

お仕事依頼&お問い合わせは下記メールへお気軽に!
tomikawaguitar@gmail.com

春ですなー!爪を磨きましょう!〜4/7日曜ワークショップのご案内

春ですねー!

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先日演奏にいった先の桜です。春だなあと。色々とこれから新規でスタートですね!

さてさて・・・

4/7の日曜日に以下のワークショップを行います。
右手のタッチと爪の削り方講座。

(詳細はこちらの「日曜ワークショップ」ブログで確認を)

爪の削り方や形などで悩んでいる方は多いはずです。とは言っても爪の形が先にあるわけではありません。まずは正しいタッチから。その段階から考えていかないと、意味がないのです。タッチとはどういうことなのか?ということがわかると「爪の形」がわかってきます。

レッスンの現場では可能であれば爪なし(指頭)でタッチをマスターすることからスタート。そこでタッチの確認をして、そこから「ガードレール」としての爪を形成していく・・・という段階を踏むことが多いのです。つまり指頭奏法と爪奏法は地続きです。これは実は巨匠セゴビアのタッチの秘訣でもあったのです。

その辺りを初心者の方にもわかりやすく説明していければと思っています。

春です。学生のかた、また新しくクラシックギターをちゃんと学び直してみたいなあーという方…ワークショップで「正しい爪の形を作って」ギターライフをスタートしましょう。

まずは爪を磨いて、スタートです。

詳細はこちらから確認ください。


ほんとうのアポヤンド、ほんとうのアルアイレ!

テーマは「アポヤンドとアルアイレ」として7月10日の日曜ワークショップを行います。(詳細

いままでも日曜ワークショップでは、何度もアポヤンドとアルアイレについて扱ってきました。
たとえば昨年11月には「タッチ講座」として、このような内容で行いました。ということでせっせとテキストを作っています。
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今回は「タッチ説明用道具」フルメンバーで、みなさんにわかりやすく「右手のタッチ」について説明しようと思っています。
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最近、新しく生徒さんが多数はいってきました。ほとんどの方が他の教室で習っていた、もしくは独学である程度までやった…という方。つまり、ある程度の経験者なのですが、そのほとんどの方が「きちんとアポヤンドとアルアイレが理解できてない」という状態です。いま少しずつ個人レッスンの場で修正訂正しております。

ワークショップという場で学びやすい「知識や経験」もあります(だからこそ、ずーっと日曜ワークショップをやっているのですが)。なので、入会したての生徒さん、是非来てください。もちろん、ずーっとながーく私に習っている方も、知識の整理にお越しください。

外部の教室で習われている方、独学でやっている方も、是非。気軽にお越しください。

7/10(日)午前9:30-です。朝ちょっと早いですが、早起きは三文の得!
詳細はこちらのブログ(日曜ワークショップのブログ)にて確認ください!

 



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タッチと身体(11/15日曜ワークショップ)〜手掌窩って??

2015/11/15は右手のタッチについて講座を行いました。(詳細はこちら

右手のタッチの基本を身体の合理的な動きから、導きだすところからスタート。その後、身体全体の「正しい認識」をして、身体全体のアクションを指先まで伝えていくタッチへと変化させていきます。

ほとんどの方が、音量も音質も改善されました!
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ギターのタッチの学び方はいろいろな方法があります。スペイン流の本流の弾き方〜カルレバーロなどの方法論…たくさんありますが、どれが正しくて、どれが間違っているということはありません。

大切なのは「自分の身体に問いかけること」です。そのなかで、ギターの弦を効率良く、しっかりと振動させること。そして振動をコントロールできること…それが大切です。

アポヤンドとアルアイレの音色と音量を「きわめて」近似したものにしていくという感覚も大切です。その上でアポヤンドとアルアイレの微妙な差がでます。この微妙な差がでる楽器が実は「名器」です。なので、まずはアポヤンドであろうが、アルアイレであろうが、同じ音色と音量を目指すのが大切。

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ima側のバランスとp側のバランス、各指のバランスと身体との連携についても、「まとめ」として「手掌窩(しゅしょうか)」という言葉をつかって説明しました。

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こんな感じで、指先を合わせてすぼめたときに「力を感じる部分」です。
ワークショップでは、この部分を意識するだけで手全体のバランスがよくなるよ〜!という程度の説明で終わったのですが、受講生の方で医療関係者の方がいて詳しく調べてくれました!

くぼみを意味するので、手掌窩は手根骨と中手骨のちょうど境で、関節で言えばCMC関節の辺りであることは確かです。手にとって最も重要である正中(せいちゅう)神経(尺骨神経と橈骨神経の真ん中に位置する径の大きい神経)が通っていることと、筋肉と腱が集まる所でもあるので、やはり物を握ったりする時には手掌窩に力が集中する大事な部分だとDr.も言ってました。CMC関節は・・・私も動くと思います。各神経がどの指を支配するかも決まっているので、引き続き詳細を調べてみます。興味深い部分です。ピアノ演奏でも手掌窩を意識することが大切みたいですね。


すばらしいですね。とてもよくまとまっています。そして、このようなメールを頂くと、やはりCMC関節が手の指の動きを司るキーポイントになるのかなあと思わざるをえません。

このブログで「手掌窩」という言葉をあつかったのはこの記事が最初です。
音のコシを出す方法

2005年の記事ですねー。この当時、まだ漠然とした感覚であったものが、解剖学を研究したり、身体について研究して、さらに巨匠たちのテクニックを研究していくと、CMC関節についていろいろな発見がありました。

それで、このようなブログ記事も書いています。
CMC関節の意識
こちらは2011年の記事。

結局、指のこの部分の機能を研究して10年くらいということですね。10年ひとむかし…だなあ、と思った次第です。

さて、次回の日曜ワークショップですが、12月13日です。年末の日曜ワークショップでは、私の師匠ホセ・ルイス・ゴンサレス氏に敬意を表して、「ホセ・ルイス・ゴンサレス ギターテクニックノート」講座にしております。

興味のある方は下記の本を購入の上、ご参加ください。もちろん購入しなくても参加できます。

ホセルイスゴンサレス ギターテクニックノート/手塚健旨・訳
ホセ・ルイス・ゴンサレス
現代ギター社
1998-12-10




 


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アルカンヘルの響き〜11/3「スペインの薫り名器アルカンヘルを聴く」終了!

さて、昨日11月3日(火)は「スペインの薫り名器アルカンヘルを聴く」という演奏会で弾いてきました。

トローバ、タレガ、デ・ラ・マーサ、ソルなどをたっぷりと演奏!
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井桁ギター教室創立33周年記念行事の一環としてのコンサート。会場には井桁ギター教室関係者の方がたくさん。普段、お話する機会が少ないほかの先生に習われている方とも終演後の懇親会でたっぷりとお話することができました。

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弾いていて、やはり「アルカンヘルは名器」だなあと思ったこと。だからこそ使っているのですが、音色の多彩さと音の出方、奏者のタッチへのレスポンスはほかの楽器とは比べ物にならないです。もちろん、それだけ敏感な楽器なので、扱いはとても難しいですが、それだけ「奏者にいろいろなことを気づかせてくれる」楽器であると再確認できました。

個人的にも、たくさんの課題が見つかりました。今回の演奏の機会を与えてくださった井桁ギター教室及び井桁典子先生に感謝いたします!

お越しいただいた方にももちろん感謝しております。

さてさて…。

このコンサートを皮切りに今月は自分史上最多の演奏の機会の月です。以下にご紹介しておきます。ぜひ、みなさまお時間あるコンサートやライブに足をお運びくださいまし!奇しくも今週末は「アルカンヘル二台でのデュオ」のライブです。ギターソロでもすごい性能を発揮する楽器ですが、二台だと倍以上の効果がでますよ!

ご予約は富川までメールください。
tomikawaguitar@gmail.com

::::::::::::::::::::::
11月7日(土)ギターデュオ「ラス・マノス」ライブ
→本郷三丁目名曲喫茶カデンツァにて。名器アルカンヘル二台でのプチ贅沢なライブです!
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11月8日(日)富川勝智マスタークラス
→千葉にて。受講生の受付は終了しましたが、聴講はまだ受け付けているようです。下記詳細をご覧の上、お問い合わせください(詳細

11月13日(金)ギターレクチャーコンサート
→第4回目となります。近現代の名曲をたっぷりと!チケットは私へのメールでも受け付けます(tomikawaguitar@gmail.com)
yamahaレクチャー



















11月14日(土)日暮里Bar Porto
→ボサノバシンガー山本のりこさんと共演。こちらも私へメールをいただいてもご予約できます。12名入れば、満席なので、お早めに!
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関節の位置を誤解している人は、とても多いです!〜6/21日曜ワークショップについて

次の日曜ワークショップは6月21日です。右手のタッチをテーマに行います。
右手の関節の位置をしっかりと確認し、自然に指を動かす。そして「素直に弦を振動させる」。音を出すということの基本を確認していただきたいと考えております。

詳細はこちら↓

正しくタッチできていますか?〜素直に楽器を鳴らすためのタッチ講座


そういえば、最近このような記事を発見しました。
衝撃の事実:みんな第三関節の位置を間違えて覚えていると騒然に

これは通常の私のレッスンにおいても、いつも最初に確認してもらう作業です。私のところにレッスンを受けに来る人も、最初はほとんど「上記のような間違った身体認識」をしている場合がほとんど。

「身体を正しく認識していない=間違った身体の使い方をしている」ということですね。

例えば、レッスンで「そこは第三関節からしっかりと動かしてね!」と言った場合も、第二関節から動かしている人がとても多い。

そもそも、第一関節〜第三関節という「呼び名」も誤解を招きやすい。ふたつの意味で。
1:第一関節を指先から数える人と手のひら側から数える人がいる。
2:そもそも手には関節が「4つ」ある!

上記の理由で、私はレッスンやワークショップでは「第一、第二、第三…」という呼び名は使いません。

指先からDIP PIP MCP(MC) CMC(CM)です。

医学用語で統一したほうが、誤解がないわけです。

正しい指の構造の理解は「正しい指の動き」を導きます。普段から間違った認識で指を動かしていれば、いつまでも指は正しく動きません。そして、指に負荷をかけるアクションを続けることになってしまい、腱鞘炎やジストニアなどの故障の原因になります。

そして、正しいアクションができれば、あとは「弦の振動」を考えればよいだけです。そこから「正しい爪の形」も導き出されます。指の形も長さも人によって千差万別です。なので、爪の形状も人によって異なります。「あの人は良い音でるなあ!真似してみよう」というのは意味がないのです。

まずは「指のスムーズな動き」を確認し、その上で爪の形状を考え行くべきです。

そのようなことも、今回のワークショップでは説明していこうと考えております。

また、各指の関節の使い方、コントロールの仕方も学んでいただきます。上記の「DIP-PIP-MCP-CMC」関節ですが、一般には「MCP関節から動かす」というのがギターの基本ですが、それがなかなか上手くいかない方もおおいはずです。

ここでちょっとだけヒントですが、実は「PIP関節」と「CMC関節」のバランスと意識が「MCP関節」をスムーズに動かすコツです。このことはほとんど知られていない知識です。ワークショップに参加していただける方にはしっかりとご説明します。

是非、参加していただけると嬉しいです。

正しくタッチできていますか?〜素直に楽器を鳴らすためのタッチ講座


ワークショップにどうしても参加できない!…という方、または個人的に知りたい方はワンレッスンなどで伝授可能ですので、ぜひお気軽にメールください。(tomikawaguitar@gmail.com)



日曜ワークショップのブログ



 


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