ギターレッスンと演奏の日記 from 富川ギター教室

クラシックギターの「伝道師」富川勝智のギター教室でのレッスン活動と演奏活動の記録です。

テクニックノート

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セーハって、そんなに難しいものなのか?

セーハって、わりと早い段階で出てくるのに、ずっと引っかかり続ける技術ですよね。

Fコードでつまずいたり、長く続くと指が痛くなったり、ちゃんと押さえているつもりなのに音が鳴らなかったり。

「ああ、自分は握力が足りないのかも」と思ったことがある人、結構いるんじゃないでしょうか。

僕自身も、そういうふうに考えていた時期がありました。
で、さまざまな練習を試す。力を入れ具合を試す。本当に指が攣るくらいまで、限界まで抑え続けてみる…

でも、いろいろ見直していくうちに、どうもそれだけでは説明がつかないな、という感覚が強くなってきたんですね。

セーハって、本当に「力」で解決する問題なんだろうか、と。


今回アップした動画では、そのあたりを少し違う角度から整理してみました。セーハを「頑張って押さえるもの」としてではなく、もう少し身体の使い方や構造の問題として捉え直してみると、見え方が変わってくる部分があります。


ほんのちょっとした感覚の違いなんですけど、
でも、そこが変わると、急に楽になることもある(これはいまだに僕自身研究中のことです)


一つ言いたいことは、その観点がゼロになると、いくら練習してもずっとしんどいまま、ということも起こりやすい気がしています。

派手な話ではないんですが、こういうところが整うと、その後の演奏がだいぶ変わってきます。

セーハでずっとモヤっとしている方、一度立ち止まって見直してみたい方には、ぜひ見ていただきたい内容です。

動画はこちら!




もちろん、現代ギター本誌の連載もご覧ください。より理解が深まると思います。



基礎練習としてのスケール〜動画アップしましたー

現代ギター誌へ「ホセ・ルイス・ゴンサレス ギターテクニックノート講座」というものを連載して、あっという間に一年過ぎました。
今発売されている2024年11月で14回目の連載。




毎回連載と連動で動画を上げています。アップしましたので是非みなさんご覧ください。欲を言えば両方読むとなるほどーとわかる内容となっています。もっと欲を言えば、第一回目の連載から読んで、動画もみておくと「腕の連動ってこうなっているのかー」とかあれこれわかってきます。

とりあえず14回目の動画、是非ご覧ください。




スケールについては第13回からの動画を見ていただけると、音楽的な意味もわかって良いとは思います。



大切なのは音程感です。これを踏まえて音階練習を行なっていくと格段に音楽表現のセンスが上がります。そしてこれをギターという楽器の指板のシステムの中で目で見えるようになってくることも大切です(ビジュアライズ)。

もう少しだけ音階についての連載は続きますので、是非お付き合いください。

そして、是非余裕のある方はこの段階で第一回からの連載を復習してみるとたくさんの発見があると思います。腕の使い方、体幹の使い方…諸々含めて練習を進めていくとスケール練習の中でたくさんのものが学べるということがわかるはずです。

結論から言えば「山ほど練習しましょう!」ってことなのですが、少しだけ頭を使ってくださいませ。頭だけで理解してもダメですよ。とりあえず楽器と向かい合ってやってみること。そっちの方が先です。


プランタンおじさんとテクニックノートの動画

朝からもやーっとしたお天気でしたが、頑張ってリハ。というよりは全体を通してどんな感じになるのだろー?という「擦り合わせリハ」。
10/20にやる蓮田でのコンサートのメンバーでやっていたのですが、この曲実際合わせてみるとどうなのかなーという感じで。

20241020omote























幸いなことにこのフルートとヴァイオリンメンバーは先日松岡滋個展であれこれ松岡さん楽曲をアンサンブルしているので、ギターを僕が弾けば良いだけのものをあり、当日のリハも本番も知っているので「ああ、こんな感じかー」というのがわかる。

わからない曲もあって、今回はヴァイオリン、フルート、ギターでJ.プランタンの曲をやるのですが、これが思っている以上に面白い曲だった!各楽器が協奏風に主役になるところがあり、良いコンサートピースなのではないかなーと。

なんとなくさっきも一人でさらっていて、「プランタンおじさん」と名付けたくなるような、愉快で楽しいサロン風作品。
IMG_1219 2

















名前に覚えがあるなあーと思ったらドミンゴ・プラトの「ギタリスト辞典」に出てた。

まだまだ知らない曲ってあるもんです。


そのリハが終わってからはひたすら現代ギターに連載中の「ホセ・ルイス・ゴンサレス ギターテクニックノート講座」の動画撮影。

来月出るものの動画を作成してました。

ここ数ヶ月はスケールのところをテーマとしてますが、多分誰も気づいてないとこを深掘りしている内容なので、今月号出たら是非買ってください。そして、もう少ししたら動画も公開しますので、是非。

YouTubeのテクニックノート講座動画は結構作るのが大変なんです。なんでかっていうと「連載連動」にしてしまったから。墓穴を掘るとはこのこと。とはいえ、文章として書いたものを動画で説明って本当は一番良い伝授方法ではあるし、実際僕自身にとっても有益。リターンは結構あります。

でも、締め切りが結構タイトになってしまうのが「墓穴掘った」なあという理由。20日が締め切りであれば、少なくとも17日くらいには原稿本体ができていないとダメですし。その後数日の間に動画作らないとダメですしね。

動画編集終わったら、冬のコンサート用の楽譜アレンジ。その合間に来年の演奏仕事のスケジュール連絡などに返信したり。

結局パソコン仕事ばっかりになるんで、目がしんどい。そんな日々でございます。







何でもかんでも時間がかかる

今朝は日曜ワークショップを行ってきました。



右手のタッチについて。基本の基本からじっくりと。似たような内容でもこちらの考え方の微妙な変化で伝え方が変わったりするもんで、このあたりは毎回しぶとく出席してくれる人にしか分からないかもしれませんね。

演奏技術っていうのは、こまかーく分解していくと巨匠の技がわかってくるものです。

今日も教えていて、pp(ピアニッシモ)でも遠達性のある音が出せる感覚がわかりました。もちろんワークショップに出席した方にはその理由を説明しました。自分でやっていることをワークショップの現場で言語化した際に再確認できます。

毎回、こういうワークショップで技術のことやレッスンにおいても基礎技術を教える際に思うのは、「頭でわかっただけではダメ」ということ。頭でわかるのではなく、自分の身体でその動きができるようにならないとダメってことですね。

これは時間がかかる作業なんです。

IMG_9958













今日も教えていて、ある動作ができるようになるまでじっくりと時間をかけて、その動作ができたら次のアクションを考えるということを言いました。基礎的な指の動きをマスターすることは簡単ではありません。
多分、僕はこの手の基礎技術を説明するのは慣れているほうですが、だからこそ受講した方は「頭で」わかったつもりになっちゃう危険性がある。なので、こういう講座をやるときは「とにかく、その動きができるようになるまでじっくりと時間をかけてくださいね!」と念押しすることにしています。

「ホセ・ルイス・ゴンサレス ギターテクニックノート」の講座も現代ギター連載とそれと連動しているYouTube動画、そしてスペインギターフェスタアカデミー(オンライン講座)の三つで行っていますが、そんなことを常に感じています。同じ練習でも初心者と上級者では見え方が違うのです。このテクニックノート講座ではそういう観点からヒントをひたすら出すようにしています。でも、それができるかどうかは、時間をかけてじっくりとやっていくしかありません。

そして、基礎技術をじっくりとやっていき、それを実際の楽曲でひたすら応用していくしかありません。例えばカルカッシの25のエチュードの「リョベート運指」。やたらにaが登場しており、めんどくせーってなるやつですね 苦笑。
でも、テクニックノートのアルペジオの運指をしっかりと見ていくと、合点がいくものなのです。

テクニックノートにはタレガからリョベート、プジョールへと継承され、その後アンドレス・セゴビアやセゴビアやレヒーノ・サインス・デ・ラ・マーサなどによって確立された伝統奏法のエッセンスが含まれています。

そのエッセンスを丁寧に見ていくと、「あ!だからリョベートの運指ってこうなのか!」と意味がわかってくるのです。それが実感できるのがカルカッシ25のエチュードです。そしてこのエチュードはリョベート編でやらないと全く無意味であることがわかります。このエチュードはリョベートの運指で行うと音楽表現的な意味が出てきます。音のグルーピングに意味があるわけです。

実はこの辺りに気づいたのは、僕自身も35歳くらいの時。ああ、勉強って時間がかかりますね!

興味ある方は是非、動画ご覧ください。



あと、最近気づいたこと。よく入門してきた生徒さんが「クラシックギターってどのくらいで弾けるようにありますか?」という質問をしてくることがあります。

僕がレッスンでよく使う教本は以下二つです。
「新ギター教本」(ギタルラ社)
「カルリ45のエチュード」(全音)

この二つのいずれかが終われば、クラシックギターは「弾けるようになった」と言えるのかなーと。この楽器の全体像もなんとなく掴めた段階なので、そう言っていいレベルなのかなと考えています。

で、たとえば「新ギター教本」ですが、練習なになにという感じで、番号が振られています。ざっくりと60程度の練習が含まれているのです。音階やアルペジオ、エチュードなど、あれこれあります。

当教室は年間36回のレッスンでやっています(月3回)。一つの練習を毎週こなして行ったとしても、2年弱かかります。

カルリ45のエチュードも45曲ありますから、同様に一曲ずつやっていっても、45週かかります。一週で仕上がらない曲もあるでしょうから、順調にいって2年かかる。

いずれの教本もスムーズに行ったらこのくらいかかるという目安です。

なので、「3年」。石の上にも三年!

何でも時間がかかるなー。









ギターは弾かなきゃ音が出ない

YouTubeのほうに動画アップしました。



現在、現代ギターに連載中の「ホセ・ルイス・ゴンサレス ギターテクニックノート講座」と連動している動画です。今回は右手のアルペジオパターンと音階要素の関連について。そして左手の半音階について。

現代ギター連載において、文章の最後に格言めいた一文をおいて締めくくるパターンになってしまいました。第4回は慌てず急げ。
今回は「ギターは弾かなきゃ音が出ない」。エレキギターの神様寺内タケシさんが言っていた言葉です。昔どこかのテレビ番組で言っていてなるほどなーと思ったのです。

寺内さんほどのキャリアを積んだ人でも煮詰る時はあるそうで……そんな時でも弾いてみれば何か答えが出るだろうーと思うようにしているとか。結構晩年の時の発言だったはず。そうなんですよねー、なんだか訳分からなくても、とりあえず音出してれば何か解決法が見つかったりするもんです。デタラメでも。

頭でっかちで悩むよりもとりあえず弾いてみる。楽器ってそんなものなのです。

というわけで、皆さんも本誌連載読むだけでなく、やってみてくださいねー。動画見ながら真似してやってみるのも効果ありますよ!
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