ギターレッスンと演奏の日記 from 富川ギター教室

クラシックギターの「伝道師」富川勝智のギター教室でのレッスン活動と演奏活動の記録です。

パガニーニ

2019.8 新サイトOPEN!
https://tomikawaguitar.com

富川ギター教室(東京渋谷) https://tomikawaguitar.com
https://tomikawaguitar.sakura.ne.jp/wp/lesson/
※他に池袋現代ギター社でもレッスンしています

お仕事依頼&お問い合わせは下記メールへお気軽に!
tomikawaguitar@gmail.com

そろそろ師走だ〜(ギターデュオとトルコ音楽)

来月はちょいと忙しいです。まさに師走ですね。クリスマスシーズン前にふたつ演奏会があります。

どちらも面白い内容になっておりますので、みなさまお時間をみつけて是非お越しください。

まずはトルコのギター界の巨匠アーメット・カンネジ氏を迎えて。ヴァイオリン奏者上田朝子さんも共演してくれます。

20141211


















12月11日、名曲喫茶カデンツァさんで。カデンツァさんに予約を入れていただいても構いませんし、私にメールをいただいても予約を受け付けます(tomikawaguitar@gmail.com)。

12月13日(土)は大阪を中心に活動する岩崎慎一さんとのギターデュオでのコンサート。カウフマン、ブルクハルトなどの珍しい曲もたくさんあります。ギターデュオのレパートリーに興味のある方は是非お越しください。冬らしい曲を集めています。名手岩崎さんとの共演…僕も楽しみにしています。

ギター主義 表




 













こちらのチケット予約はメール(tomikawaguitar@gmail.com)へお願いいたします。

 

レッスン覚書ミニ〜2008年6月11日〜12日

  1. 生徒さん本人が気づかなくても、『明瞭な音』になる瞬間が、教えている側には分かる。右手のアングルや爪の形状…自分の音を聴く姿勢…エトセトラ…さまざまな要素がうまくはまると音に変化が訪れる。
  2. 音色、音楽性の面での上達はその生徒さんがどれだけ柔軟性があるかどうか?に関わってくる。素直な性格な人は伸びも早い。逆にこちらを信用してくれないと、何の変化も訪れない。
  3. パガニーニの小品。音楽上での「対話」が聴こえてくるといいなあ。スケルツィーノ…のテンポ感、ニュアンスは言葉では説明が難しいなあ…弾いて説明したらなんとなく分かってくれたみたい。音楽って、こういう面が難しいですね。
  4. アラビア風奇想曲。左手の親指の位置を説明するのに、ヴィラ=ロボス、練習曲12番とセゴビア編ソルのエチュード12番を参考に説明。奇しくも両方とも12番である。なんとなく面白い。
  5. 音階練習というのは工夫の産物でもある。リズムを変化させる、いろいろなポジションを組み合わせる、頭で音符を想像しながら指盤上に運指が浮かぶまでやる・・・いろいろやり方があるので、さまざまな教材をやってみるのもよいものである。
  6. ひざにギターを寝かせて(まるでスライドギターのように)右手をチェック。普段見えない右手の動きまで手にとるように見えて効果的。これでトレモロの練習。小指の連動、ch-a-mのブロックの動きを確認。
  7. サンバースト。アーティキュレーションを意識。左手Pの位置も確認。ポジション移動だと思って、頻繁に指を動かし続けると上手くいかないもの。ある意味ポピュラー系のギタリストの発想で…。指(だけ)をスライドさせる!という発想でいくと、うまくいく。
  8. 南のソナティネ、3楽章。リズムの変化。「え?」「ああ、戻った…」という感じでリズムの変化に対して、自分の感情を移入できると、どのタイミングで音を弾くのか理解できてくるはず。
  9. ショパン、ノクターン。編曲物は、原曲を聴くと雰囲気が分かる。今回はルービンシュタインを。アウフタクトの扱いとアイデアには感服。その選択肢の多さにはやはり「天才」を感じる。そう考えると、編曲物も使いようによっては、音楽表現の良い研究になるなあ。
  10. ジュリアーニ、ヘンデルの主題。テンポ設定。結構やっかい。ある程度基本のテンポをメトロノームで設定する作業をしないと、だらける。
  11. ソル、Op.31。(あたりまえだが)素晴らしい曲集。1番では全体の構成感。2番ではモチーフの処理とその変形+シャープの扱い。3番ではテンポ設定。4番ではフレーズ内でのアゴーギグの処理。5番ではフレーズの処理方法…まあ、とりあえず、ざっと今日はこんな感じだったが、次回には新たな課題を発見できる。他の曲でやった表現上の注意点をつぎつぎに応用していくうえでも良い。
  12. 木の音がする楽器。良い楽器。良く乾いた良質な材料を使った楽器は「スコン」(という音ね…)というニュアンスがある。
  13. スラーの意味を考える。アポジャトゥーラと関連して研究すべし。
  14. テクニック上、決めるべき部分は決める。その後、どうしても解決法が見つからないときは、それなりに聴こえるべく表現上のトリックを用いるしかないが…。最初から音楽表現上のごまかしに走ってはいけない。これが練習というもの。
  15. ギタリスト以外の人が作った曲。ピアノ的な発想で作られた音のパターンを平行移動していくような曲の場合、ギターでも運指のパターンを決めてしまうなどして処理するとうまくいく場合が多い。

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