ひさびさのレッスン覚書ミニです。お楽しみください。
- 子供の生徒のレッスン。どの時点から楽器にポジションマークをつけるかが意外に難しい。あまり頼りすぎると視野が狭くなるし、ないと迷う。
- 「やわらかい」感じの曲想であれば、各フレーズの歌いきり方に注意を払うこと。決然としめくくるか、やさしく歌い終えるかで、曲想が随分変化する。
- トレモロ基礎練習。音階をトレモロ運指で弾く練習は効果的。まずは各音4回ずつ。pamiの組み合わせで弾くと弾けるが、amipで弾くと弾けない…というのはまずい。順番が変わっただけなので、同じ感覚で弾けるようになるまで練習。もちろん、mipa、ipamでも同様。
- 結果的に、ある生徒さんが「これで満足」と思えば、表情付けは終わってしまう。それ以上を求めるためには「なんとなく、ここが気になる」という部分を徹底的に洗ってみるか、その曲をある一定期間寝かせることで再度分析していくしかない。根本的にはその人の頭のなかにある音楽性のキャパシティ(可能性)がどのくらいあるか?・・・という点が一番のポイントとなる。
- 通して弾けるようになっても、細部から(途中から)何度でも、そしてあらゆる角度(観点)から見直す。そうすることで、ミスは減る。
- 和音をばらすポイントを決める。そのばらし具合も丁寧に決める。和声と関連がある場合が多いので、前後の和声進行もよくチェックしたうえで決めるとよい。
- 「音階練習は何故必要なのですか?」という質問は愚問である。解答には時間がかかるし、それを生徒さん本人が実感するのにはある程度の練習期間が必要である。だからといって後回しにすると、本来音階練習において学ばなければならないことが疎かになる。音階から学ぶことは音程感や音色によるリズムの濃淡、弦による音色の差異、運指のバリエーション・・・無限大にあるので、その練習の本当の意味を実感するのはかなり上級になってからのことではある。だから、文句をいわずに指定されたとおりに練習してくださいね。
- 新しい曲にとりかかるときは、基礎的な部分に細心の注意をはらう。それは椅子の座り方、ギターの構え方、左右の手のバランスである。読譜や音符を追うことに必死になって一番大切なフォームを忘れてしまう場合がほとんど。
- 左手。どこで指をおくか、またはなすか、どこまで置いておくか・・・どの時点においても正確に意識できることが理想。
- 休符で断ち切られる音楽のエネルギーというものがある。休符は終点であるとは限らない。休符でせき止められたエネルギーが次の音符に持ち越されることが多いことを忘れぬように。
