好きなことなら勉強できます。いままでもこれからもずっと勉強していくのだと思います。
学ぶことを本番とリハーサルを通じてできた一年でした。本番があるという強制力は一種の「締め切り効果」を発揮します。ある意味、締め切り効果でフォーカスしたものを実戦で使えるかどうか試す…このような状況下でしか学べないものはたくさんあります。
バロックギター。これはやっと本番で使うことができました。歌の伴奏のために通奏低音の勉強も集中的にやってみましたが、相方さんの古楽知識と経験に助けられました。リハーサル、本番通じて、バロックギターの可能性をしっかりと感じることができました。
アレンジもたくさんしました。主にAcoustic Ladyland用のアレンジでしたが、歌とギター一本でいかに広い世界観を演出するのか…ありきたりのアレンジではつまらないですが、どのあたりで「行き過ぎないように」落としどころを見つけるのか…数十曲アレンジし、本番で効果を試していくとじょじょに勘所がつかめてきます。
いずれにしても、今年の勉強は「本番」を通じてしたという印象が強いです。実際に本番数は多かったですし、新しいジャンルへもチャレンジしました。なので、とりあえず経験を積み重ねながら足りない部分を補っていくしかありません。
昨年までは著作や講習会で学ぶという形で、溜め込んでいく時期だったのかもしれません。そして、やっと今年表にだしながら学ぶという形になったのかもしれません。
そう考えると、来年は表にだしたものをより洗練された形に仕上げていく時期なのかなあと漠然と考えています。
そして知識や経験を溜め込みながら、ある程度のカタを抽出できればよいなあと考えています!