11/27にギター史と和声のワークショップ第2回を終了しました。今回も十数名の受講生の方が参加してくださいました。新規の方もいて、とても嬉しい。

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今回の会場は高輪区民センターでした。大きくて、綺麗な施設…でもなぜか節電モードでくらーい雰囲気。。。こういう公共施設の節電への「取り組み」…ほんとうに意味があるんでしょうかね???せっかくの文化施設なのに、くらーい気分になってしまいますね。。。

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さて、ワークショップでの「ギター史」のテーマは「バロック」でした。おもにバロックギターという楽器の語法や特色について知ってもらいながら、バロック音楽自体の特徴や当時の美観もしってもらおうと思って講義を進めました。

最終的にはサンスのカナリオスを例にして、クラシックギター編曲する際の注意点をお話ししました。市販の楽譜数種類を例にあげて、編曲者の意図とどうしてこのような声部わけになっているかを丁寧に解説。

またバロックギターの調弦法によるカンパネラ奏法を聴いてもらって、当時の「美観」に親しんでもらいました。現代よりもより「不協和」や「にごり」について美しさを感じていたのかもしれませんね…という感じで。 

定旋律の扱い方の変化などもルネッサンス〜バロックへの時代変化とリンクしてお話ししました。

実際に私のお弟子さんの宮島幸太郎くんにビウエラで、ミランの歌曲を歌ってもらうことによって、「定旋律」と「ディミニューション」について耳でイメージを受け取ってもらいました。受講生のみなさんも「ああ、こういう感じなのか!」と納得してくれたようです。

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…という感じで、すこーしずつ工夫しながら、ギター史がみなさんにすんなりと受け入れてもらえるように…講義しています。

坂場氏の和声もじっくりじっくり進んでいて、受講生の和声分析力もぐっとあがっています!(まだ出ていない方は3回目からでも出席してくださいね!)

さて、次回は1/15です。詳細は日本ギター連盟ホームページにて確認してください。場所は三田いきいきプラザです。
 



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