3/2、池田慎司さんとのデュオコンサート無事終わりました。
同日は音楽イベントてんこ盛りだったらしく、集客が危ぶまれましたが、なんとか形にすることができました。同業者ではありますが、プロギタリストの方もたくさんきてくれてなんとも嬉しい。東隆幸さん、坪川真理子さん、林祥太郎くん、大島直くん、坂場圭介くんなどなど…同業者が来てくれるのはピリッとした緊張感も味わえますが、やはり嬉しいもんです。
今回は結構プログラムに凝りました。
今回運営スタッフとして頑張ってくれた三瓶るり子さんのブログにも詳細があります。
プログラムは以下の感じ。
特に最初のドビュッシー。勉強する教材は山ほどあります。古今東西のピアニストの名演が残されていますし、YouTubeなどでもたくさんのレッスンビデオなどがあります。解説本なども山ほどありますので、とにかく資料を集めて勉強しました。
モンポウ本人の自作自演もとても参考になりました。巨匠ラローチャの演奏もいつもながら勉強になります。音楽作りのロジックを学ぶという具合です。
ポンセの作品も元々がギター作品ではないので、ピアノのスコアや実演から学びました。
ここに同時にコンサートタイトルである「ギターで醸し出されるロマンティシズム」のテーマに寄り添うことも大切なので、楽器の鳴らし方も無茶苦茶研究しました。
実際に演奏してみてから分かったことですが、やっぱりギターってロマンティックな楽器だなあーと思ったわけです。神秘的、何か内的なパワーがある！
1920年代に多くの作曲家がギター本来のロマンティシズムに影響を受けてたくさん曲を書きましたが、その理由が分かったような気がします。本来であれば近現代と呼ばれる時代なので、前の時代であるロマン派音楽は”古いもの”であったはず。だけど、当時の作曲家はロマンティシズムの強い影響下にあったわけです。
そこにクラシックギターという楽器がターゲットになったのかもしれません。アルベニスの作品やポンセの作品、そしてドビュッシーの作品がギターの音色で演奏されるとなんとも言えない芳醇なロマンティシズムが出てくる。
そんなことが分かった演奏会でした。
毎回演奏会って勉強になるなあーと。そして勉強の仕方もいろいろなアプローチがあることを実感しています。
同日は音楽イベントてんこ盛りだったらしく、集客が危ぶまれましたが、なんとか形にすることができました。同業者ではありますが、プロギタリストの方もたくさんきてくれてなんとも嬉しい。東隆幸さん、坪川真理子さん、林祥太郎くん、大島直くん、坂場圭介くんなどなど…同業者が来てくれるのはピリッとした緊張感も味わえますが、やはり嬉しいもんです。
今回は結構プログラムに凝りました。
今回運営スタッフとして頑張ってくれた三瓶るり子さんのブログにも詳細があります。
プログラムは以下の感じ。
てなわけで、結構なボリュームがあったわけです。何よりも初めて演奏するジャンル（？）のものがあるので、結構勉強しました。1部
小さな黒人 （C.ドビュッシー 1862-1918）
亜麻色の髪の乙女
小さな羊飼い
無言歌20番”浮雲”
無言歌25番”5月のそよ風”（F.メンデルスゾーン 1809-1847）
ユーモレスク（P.I.チャイコフスキー1840-1893）
エボカシオン (I.アルベニス 1860-1909)
内なる印象より ( F.モンポウ )
2部
トリストローザ（E.ヴィラ＝ロボス1887-1959）
スケルツィーノ・マヤ、メキシコの子守唄、インテルメッツォ（M.ポンセ 1882-1948）
ディベルティメント（A.セゴビア）
2台のギターのためのソナティネ（A.タンスマン）
��.Modere II.Elegia ��.Vif ��.Fugetta
スペイン舞曲集〜第6番（E.グラナドス1867-1916）
特に最初のドビュッシー。勉強する教材は山ほどあります。古今東西のピアニストの名演が残されていますし、YouTubeなどでもたくさんのレッスンビデオなどがあります。解説本なども山ほどありますので、とにかく資料を集めて勉強しました。
モンポウ本人の自作自演もとても参考になりました。巨匠ラローチャの演奏もいつもながら勉強になります。音楽作りのロジックを学ぶという具合です。
ポンセの作品も元々がギター作品ではないので、ピアノのスコアや実演から学びました。
ここに同時にコンサートタイトルである「ギターで醸し出されるロマンティシズム」のテーマに寄り添うことも大切なので、楽器の鳴らし方も無茶苦茶研究しました。
実際に演奏してみてから分かったことですが、やっぱりギターってロマンティックな楽器だなあーと思ったわけです。神秘的、何か内的なパワーがある！
1920年代に多くの作曲家がギター本来のロマンティシズムに影響を受けてたくさん曲を書きましたが、その理由が分かったような気がします。本来であれば近現代と呼ばれる時代なので、前の時代であるロマン派音楽は”古いもの”であったはず。だけど、当時の作曲家はロマンティシズムの強い影響下にあったわけです。
そこにクラシックギターという楽器がターゲットになったのかもしれません。アルベニスの作品やポンセの作品、そしてドビュッシーの作品がギターの音色で演奏されるとなんとも言えない芳醇なロマンティシズムが出てくる。
そんなことが分かった演奏会でした。
毎回演奏会って勉強になるなあーと。そして勉強の仕方もいろいろなアプローチがあることを実感しています。
