音楽を勉強するってことは楽しいことです。
知識を得て、実践に、本来の音楽の「美」が発ちあがってきます。
その瞬間に音楽をしている喜びが実感できます。
私が教室運営において目標としているのは、そういうことが在籍している生徒さんに実感できる場をできるだけ多く提供するということなのです。
富川ギター教室は文字通り「教室」です。普段のレッスンは私がいて生徒さんがいて・・・個人レッスンです。
しかし、それだけだと、私だけの知識の世界に束縛していることになりかねません。生徒さんの知識や経験をもっと普遍的にする必要があるわけです。そして、できるだけ多くの選択肢を与えてあげたいと思っています。
そして、音楽の根本が「説明の仕方は違うけれども」同じである!ということを理解して欲しいと思っています。
日曜ワークショップや公開レッスン、そして発表会では毎回外部からゲスト演奏者を呼びます。
正直言うと、これほどまで多様な企画を行なっている教室は珍しいのではないか?と思います。
これは私の経験からいうのですが、勉強すればするほど「わかっていること」が増えていきます。しかし、同時に「わかりたいと思うこと」も増えていきます。次から次へ課題や研究テーマが増えていくのですね。
おそらく、そういう場を作るのが私の「趣味」なのかもしれません。
自分自身もそういう「場」で勉強してきたように思いますし、そういう場をみんなから与えられてきたような気がします。私はそういう場に居合わせる「運」だけには恵まれていたように思います。それで、勉強させてもらって、プロギタリストになってしまったようなものです。
・・・ということで、最近「場」というコトバについて考えています。もしかしたら、今年のテーマは『場』だったのかも?
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