日曜日に行っている「日曜ワークショップ」ですが、一旦区切りをつけて終わらせることにしました。
2009年にスタートした本ワークショップは、「ギターを深く理解し、共に成長する場」として、多くの方々とともに歩んでまいりました。
基礎から応用までを段階的に学び、実践を通して音楽と向き合いながら、クラシックギターの魅力を共有してきた十数年でした。ギター奏法に関すること、表現法、練習の仕方、ギター史的な内容まで様々なテーマで月に一回三時間弱のワークショップを続けてきました。毎回、ギターを勉強する方へ実践的な知識や技術を学んでもらいために資料をまとめ、実際にワークショップを取り仕切ることは私のギタリストして、音楽家として、教育者としての糧となっておりました。
このたび、長年続けてきた「ギターワークショップ」を2026年1月をもって終了することにいたしました。
近年、参加してくださるギター愛好家や生徒の方々が減少してきたこと、そしてコロナ禍以降、「集まって学ぶ」という形の活動に対する意欲が全体的に薄れてしまったことを感じています。そうした現実を踏まえ、ここでひとつの区切りをつける決断をしたわけです。
普段私のレッスンに通って来られる生徒さんや、門下生以外の方にもたくさん参加していただけたことを嬉しく思っております。一緒にギターに関して勉強した経験や出会いは、私にとってかけがえのない財産となっております。
今後は、このワークショップで得られたものを糧に、また新しい形でギターと人がつながる場を模索していきたいと考えています。
2025年12月の回は「試胆会(したんかい)」、2026年1月の最終回はこれまでの「まとめ」として、皆さんとともに歩んできた時間を振り返る内容を予定しています。
これまで参加してくださった方も、しばらく離れていた方も、ぜひ最後まで見届けていただければ幸いです。
10月は試胆会(明後日10/26開催です)、11月はワークアウトブック講座、12月は試胆会(ラスト)、2026年1月は「まとめ」という予定となっております。




