ギターレッスンと演奏の日記 from 富川ギター教室

クラシックギターの「伝道師」富川勝智のギター教室でのレッスン活動と演奏活動の記録です。

東京国際ギターコンクール

2019.8 新サイトOPEN!
https://tomikawaguitar.com

富川ギター教室(東京渋谷) https://tomikawaguitar.com
https://tomikawaguitar.sakura.ne.jp/wp/lesson/
※他に池袋現代ギター社でもレッスンしています

お仕事依頼&お問い合わせは下記メールへお気軽に!
tomikawaguitar@gmail.com

師走とはよく言ったもんで・・・

12月もほぼ終わりそう。
師走です。ボヤーっとしていると2024年に突入しそうなので、今月のことを軽くまとめておきます。

東京国際ギターコンクール関連のイベント無事に終了しました。昨年より公益社団法人日本ギター連盟の代表理事に就任しております。ということでイベント関連ではとにかく動くことが多い。本選の審査や表彰式での役割もそうなのですが、実は「コンクール運営担当理事」という職務もあるので、会場との打ち合わせや当日の裏方的なこともやることがたくさん。祝賀パーティーの会場設定や進行などなど。
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もうたくさんやることあるわけです。
同時進行で次年度のコンクールの準備やギターコンペティションの準備もやっているので、結構大変。とはいえ、イベントが終わると「わー!良い内容のコンクールだったなー」とか「若手の推薦コンサートもレベル高くて来てくれた人も楽しんでくれていたようだなー」と思うと、次も頑張るかーとなる。

昨年度の優勝者のフィリッポス・マノロウディスくんの演奏会も大好評で、それも良かった。途中体調不良でそのあたりのケアもしてやらなきゃいけないということもありましたが、本人の地中海的なおおらかさに助けられたというか…まあ元気になって帰国したようなので何より。
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自分の演奏の方は西荻窪の音や金時さんでイベロリベロとして。
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今回はセファルディー音楽で。なかなか面白いアプローチできたと思います。来年はライブを控えめにしてレコーディングでもしようかねーなんてメンバーと話をしています。

教室の忘年会などもやりました。数年前くらいから「弾き納め」も兼ねていて、とりあえずみんな何か弾いてもらうことにしています。弾いて、飲んで、食べて。
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そんな表立ったイベントの裏でもたくさんやるべき作業が(連盟としてもギタリストとしても)あります。そしてこの時期に多いのはレッスンのお問い合わせ。ワンレッスンも、体験レッスンも多い。そして入会者が結構いるのもなぜか12月なのです。

飛び込み需要???・・・ハッキリと理由はわからないのですけどね。

そして、現代ギターにも連載しているので、いい感じで締め切りが迫る 苦笑。12月は年末進行なのでちょい早めに提出するのです。出しましたよ。ふふふふ。





東京国際ギターコンクール〜久々の日本人優勝者!

12月2日から3日にかけて東京の代々木八幡にある「Hakuju Hall」にて第60回東京国際ギターコンクールが開催されました。

結果としては…ひさしぶりに日本人が優勝いたしました。小暮浩史くんです!

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↑これは二次予選終わって、本選出場が確定したときに撮った写真です!

小暮くんとは彼が大学生の頃から学生ギターコンクールの審査などで演奏を聞いており、成長を楽しみにしていた若手ギタリストの卵でした。現在はヨーロッパで研鑽中ですが、彼が留学に行く前にも僕が個人的に行っていた「ギター史」や「作曲技法」の勉強会に参加してくれていました。

なので、彼のギターとか音楽への真摯な態度はずーっと見てきたので、個人的にもとても嬉しいのです。

ギター連盟の理事としても、第54回の藤元くん以来の「日本人優勝者」なので、嬉しい限りです。やはり東京でやっている国際コンクールとして日本人が優秀な成績をあげるのは素直に喜んでいいことだと思います。

僕は今回は二次予選の審査を担当いたしました。
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細かい審査経緯は書きませんが、タンスマンのパッサカリアがとても良い課題曲であったと感じました。奏者の個性や技術に対する考え方、全体の構築感やアーティキュレーションへの意識が丸裸にされる課題曲ではあったと思います。

全体としてもう少しディテール(和声の解決感とアーティキュレーションへの関連など)にこだわった演奏が聴きたかったかもしれません。二次予選に関してですが、ディテールと全体感がうまくバランスが取れていた方が本選へ出場したとは思っています。

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Hakuju Hallでの東京国際ギターコンクールもだいぶ定着してきたなあとも感じた今回でした。また来年も同じ会場で開催予定です。




 


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第59回東京国際ギターコンクール開催されました!

12月3日(土)〜4日(日)に行われた東京国際ギターコンクール二次審査員及びスタッフとして働いてきました。

開会の挨拶もしました。とにかく会場となるHakuju Hallですが、やはり見た目も綺麗です。そして、会場の音響も素晴らしい。
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12/3は午前から二次審査を担当しました。
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録音審査39名の応募者から15名が二次へ(実際には当日ひとり棄権)。14名の参加者がいました。課題曲は序奏とロンド(アグアド)のロンド。技術と古典の拍感や様式感と全体の構成感をみるにはうってつけの曲です。

結果としてはこうなりました。
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その後は、前年度の優勝者のコンサート。

二日目は、午後からひたすた「裏方」仕事です。チケットもぎりなどなど…そのほか雑用をいろいろと。本選はとにかく長丁場です。ひとり40分強のプログラム。それが6名います。なので、単純に言うとコンサート3回分です。

授賞式の様子です。

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結果はこちら。
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ということで、まる二日間、審査員&スタッフでがっちりと働いてまいりました。

さて、また来週はまた別のコンクールの審査です。
こちらです。こちらは入場無料ですので、是非足をお運びください!
スペイン音楽国際コンクールチラシ増刷





















 

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クラシックギターの懐の深さ・・・(ユベントスのプログラムノート)

東京国際ギターコンクールのパンフレットができあがりました。

2009年東京国際パンフレット

コンクールは今週末の11月21日〜22日にかけて行なわれます。

開催記念セレモニーとして2009年ギター音楽祭が日本ギター連盟正会員によって行なわれます。

そのひとつに12月1日に行われるユベントスギターコンサートがあります。

連盟の組織全体を若返らせるために今年4月に結成された、ギター連盟の「若手グループ」によるコンサートです。

その解説を書きました。

上記のパンフレット内に掲載されています。

ユベントス「プログラムノート」

見開きでユベントスコンサートのプログラムとなっています。上記の右ページが私が執筆したプログラムノートです。

『クラシックギターレパートリーに見る“聖”と“俗”』というテーマで書きました。なにぶん全8名出演のプログラム全部を詳細にかけません。なので、苦肉の策として「テーマ」を決めて、ギター史の中で全プログラムに関して(作曲家に関して)解説を書いてみました。

字数が少ないのは、逆に解説を書くという点においては非常に難しい作業なのです。

しかし、書いてみると、クラシックギターって本当に「懐の深い」楽器だなあ、というのが実感できました。文章というのは長く書くと細かい部分に目が行き過ぎてしまうようです。短くまとめることにより、クラシックギターのレパートリーに関して、俯瞰的に眺めることができました。


このコンサートに来れば、クラシックギターの「多様な」世界が楽しめます。是非、お越し下さい。

そして、東京国際ギターコンクールに足をお運び下さい。若いギタリストたちのパワーを感じることができるはずです。

そして、パンフレットの中の私が書いた「プログラムノート」、是非お読み下さい!!

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今後の予定(2007年〜2008年)

実は今年の富川勝智の演奏会の仕事は先日11月9日の演奏会で終了です。今後飛び込みで12月クリスマス演奏仕事などなければ、ただただ練習の日々です。さて、年内の教室行事&富川勝智関連行事、来年の予定も決まりつつありますので、簡略にまとめておきます。

2007年11月22日(木) 東京国際ギターコンクール2次&昨年度優勝者コンサート

2007年11月23日(金) 東京国際ギターコンクール本選

2007年12月16日(日) 富川ギター教室重奏発表会(午後2時〜予定)&忘年会(午後5時〜予定)

2008年1月6日(日) 富川ギター教室弾き初め会(カフェアンサンブル)

2008年1月20日(日) 尾野桂子ギターリサイタル(スタジオSK)

2008年2月15日(金) 富川勝智門下生によるギターコンサート(パーシモンホール)

  • 東京国際コンクール前売り券、昨年度優勝者アレクサンダー・ツボルスキーギターリサイタルの前売り券を教室にて扱っています。お得な全日程通し券もあります。ご希望の方は富川まで。
  • 重奏発表会兼忘年会について。重奏ペアは自主的に探してくれるのが理想ですが、どうしても見当がつかない方は早めに富川まで申し出てください。忘年会はそのまま同じ会場で行います。
  • 弾き初め会。正月呆け解消のために利用してください。例年通り、豪華賞品(ギターDVDや楽譜など!!)が当たるお年玉福引もあります。発表会ではないので、生徒各自で曲選定してください。今まで弾いた曲でもいいし、まったく新しい曲を冬休みにチャンレンジしてもいいでしょう。どちらにしても弾き初め会で弾いた人はスムーズにレッスンがスタートできます。
  • 尾野桂子ギターリサイタル。私のお弟子さんの初のフルプログラミングによるリサイタル。皆で応援してください。前売り券は教室にて扱っています。
  • 門下生によるギターコンサート。私のお弟子さんを中心にしたギターコンサートを企画します。スペシャルゲストとして益田正洋さんも来ます!!詳細は後日。

 

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