ギターレッスンと演奏の日記 from 富川ギター教室

クラシックギターの「伝道師」富川勝智のギター教室でのレッスン活動と演奏活動の記録です。

2019.8 新サイトOPEN!
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※他に池袋現代ギター社でもレッスンしています

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ギターの全て、歌の全て〜Acoustic Ladyland〜Sing and Strum! Vol.2終了!

日曜日、「Acoustic LadylandSing and Strum! Vol.2」が無事終了。「クラシックギターによる歌伴奏の可能性」&「歌とギターの対等な関係」を目指して選曲+編曲して本番に臨みました。

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ご覧のとおり、「ギターの全て」を私が担当。「歌の全て」を石塚裕美さんが担当。
2時間のステージ、ふたりだけでやります。ジャンル限らずにあれやこれや…歌謡曲からフォークからハードロックまで…なので「ギターの全て」「歌の全て」なのです。

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↑ギターのすべて…の人。クラシックギター一本だけで、あれやこれや。

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↑歌の全て…の人。今回は朗読もやりました!

…ハードロック(ディープパープルの「Burn」でのロケットシャウト…などなど、技が凄い)から怖い曲(ちあきなおみの「夜へ急ぐ人」)まで、まさに多彩なトーンで変幻自在。素晴らしい「歌の全て」担当です。

みなさん、とても「面白がって」くれたようです。

お越しいただいた方の感想は概ね好印象なものでした。「次回はこういうのをやって!」というリクエストもたくさん頂きました。「次はこんなこともやってみてよ!」といろいろなアドバイスをいただけるのも、そもそもが「実験的なデュオ」だからなのかもしれません。

セットリストは以下のような感じ。


20150614セットリスト

1:クロース・トゥ・ユー(カーペンターズ)

2:WomanWの悲劇のメインテーマ(薬師丸ひろ子)

3:ツバメのように(松任谷由実)

4:Tommorow is another day(石塚裕美)

5:ははうえさま(「一休さん」のEDテーマ)

6:Dancing Days(レッド・ツェッペリン)

7:朗読〜ロートレックの夢(タブッキ)

8:夜へ急ぐ人(ちあきなおみ)

9:The Kiss(ジュディ・シル)

10:夏なんです(はっぴぃえんど)

11:Burn(ディープ・パープル)

12:機関車(小坂忠)


アンコール:草原のマルコ



もちろん、ステージですから、「歌のよさ」「歌の凄さ」をわかってもらえるようにセットリストは念入りに作りました。お客さんに音楽の楽しさ、そして歌の力を感じていただけるように。
それは感じていただけたかな?と思っております。

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裕美さんのMC…さすがのMCでお客さんたちは楽しかっただろうなあ…と。曲は結構マニアックなのですが、そこへ引き込むMC技もお楽しみいただけたのではないかと思います。

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…個人的に印象深かったこと。

まさかあのディープパープルの「Burn」をギター一本でやることになるとは!…実際にアレンジはかなり悩ましいものでしたが、ちょっと中世風にアレンジ。でも原曲のドライブ感は失わずに…という方向でやったら、意外に好評でした。よかったよかった(疲れたけど)。

「Vol.3はいつですか?」という声もたくさん頂きましたので、鋭意企画中です!演奏者2名とも、次のアイデアもいろいろ膨らんでいます。ご期待くださいまし。

「こんな曲どうだい?」とかリクエストがある場合、イベントなどに呼んでみたい…など、下記へお気軽にメールください。

tomikawaguitar@gmail.com




 


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声音とアレンジ〜ギターパート編曲の方法論

本日は3月22日は「Acoustic LadylandSing and Strum!」のための最終リハーサルでした。演奏曲も本日でほぼ確定!

hiromi&tommy リハ風景









おおまかなアレンジはしてあります。でも、リハーサルをしながら、石塚さんの声音や歌い回しに合うように編曲を微調整したい。なので、ビデオに撮って後からYouTubeにアップしておきます。便利な時代です。

(もちろん、自分の練習用&確認用なので一般公開はしていませんが)

これを見ながら、あとから楽譜に微調整をいれます。

IMG_0587

















アンサンブルのために、アレンジをするためのアプローチとして、おおまかに以下の二つがあります。
1:自分の世界観でアレンジしてしまう
2:アンサンブルする相手の世界観を加味した上でアレンジする

アレンジにはどうしても「個人のくせ」がでてしまいます。その世界をとにかく盛り込んでしまって、きめきめのアレンジを作ってしまって、相手にはそれに合わせてもらう。そういう方法と、もうひとつ「2」のように、相手の癖や長所などを見ながらアレンジをしていく・・・というアプローチもあります。

今回の石塚裕美さんとのセッションでは「なんの曲をやるか?」という段階から、お互いの癖がうまく折り合うところを探るというアプローチで打ち合わせ+リハを行ってきました。なので、必然的に2の方法でアレンジしていることになります。

つまり、現在進行形・・・という感じで作業を進めています。

歌とギター、特に歌とクラシックギターでのデュオという形態はとても珍しいです。そして、その中に、シンガー石塚裕美さんという個性と私の個性が折り合う点を探しているという状況です。

リハーサル動画、1時間弱を見終わって、ブラッシュアップすべき点がかなり見つかりました。日曜日まで数日ですが、より良いステージするために推敲を重ねたいと思います。

チケットは当教室でも販売しております。また私へのメールでも予約が可能です。ぜひ、たくさんの方に聴いてもらいたいライブです。
tomikawaguitar@gmail.com

Acoustic LadylandSing and Strum!

2015.03.22(Sun.) 

13:30 start (open 13:00)


出演:石塚裕美 富川勝智

場所:下北沢 SEED SHIP http://seed-ship.com/index.php

世田谷区代沢5-32-13 露崎商店ビル3階 電話:03-6805-2805

13:30スタート (13:00オープン)

チャージ:2500円+1ドリンクオーダー 


リハーサル風景はこちら!
曲は薬師丸ひろ子さんの「Woman」です!
 

歌とギター〜どんな曲をやるの?(3月22日のライブについて)

3月22日は「Acoustic LadylandSing and Strum!」と題して、シンガーの石塚裕美さんと私とで、ライブをいたします。

hiromi&tommi























歌とギターのみの構成。生音のみでやろうと考えております。

目指すところは「ミニマムな楽器構成で深みのある世界を」というイメージで。アレンジも全て私がやっております。なかなか面白い感じになったなあと。

やろうと思っている楽曲は以下の歌手の方のものです。(名曲ですが、え?こんな曲も???・・・というものが揃ってしまいました・・・苦笑)

自分的には「クラシックギターでの歌伴奏の新境地を!」という気分でやっております。興味半分でも是非たくさんのクラシックギター弾きの方に聴いていただきたい!

ちあきなおみ
松田聖子
レッド・ツェッペリン
カーラ・ボノフ
ジョニ・ミッチェル
小坂忠
etc...

ギターパートアレンジにあたっては、ひとつルールを決めています。
それは・・・「絶対にギターをかき鳴らさないこと!」・・・です。これをやってしまうと「アコギ」っぽくなってしまうので。このきまりで攻めてみようと考えたわけです。

「このくらいの音数でいけるよねえ?」というぎりぎりの線で攻めてみようと思っております。

チケットは当教室でも販売しております。また私へのメールでも予約が可能です。ぜひ、たくさんの方に聴いてもらいたいライブです。
tomikawaguitar@gmail.com

Acoustic LadylandSing and Strum!

2015.03.22(Sun.) 

13:30 start (open 13:00)


出演:石塚裕美 富川勝智

場所:下北沢 SEED SHIP http://seed-ship.com/index.php

世田谷区代沢5-32-13 露崎商店ビル3階 電話:03-6805-2805

13:30スタート (13:00オープン)

チャージ:2500円+1ドリンクオーダー 


リハーサル風景はこちら!
曲は薬師丸ひろ子さんの「Woman」です!
 

音楽表現を考えるためのヒント2

表現力っていうのはなんでしょうか?そしてどのように学ぶべきなのか?ということをテーマに連載しております。

前回は、音楽の三要素を使って、「音楽でストーリー(ドラマ)を作るためのヒント」をお話ししました。
音楽表現を考えるためのヒント1

ということで「音楽表現を考えるためのヒント」第二回!


音楽の三要素とはなんでしょうか?
旋律、和声、リズムです。

今回はこの3つのうち、旋律についてお話ししてみたいと思います。西洋音楽において旋律はどのように作られるでしょうか?何か元になるものはないのかな?…どう思いますか?

作曲家たちはどのようにして旋律を作っているのでしょうか?…インスピレーション?霊感?

こう考えてしまうと…なんだか正体不明ですね。ミスティックなもので、我々凡人には理解しがたいものになってしまう。

なので、もう少しシンプルに考えましょう。基本になっているものは「音階」です。西洋音楽であれば、基本的に「音階」でメロディーが作られているわけです。

音階にはどのような要素があるのか?…まずはそのあたりを勉強していくとよいと思います。音階にはどのような種類があるのか?…「楽典」の知識が必要です。

楽典は世の中にたくさんの種類がありますから、書店などで「あ、これなら分かりやすいかな?」というのを見つけてみるとよいでしょう。

順次進行、跳躍進行、協和音程、不協和音程…メロディーの「変化」を表すためには以上のような要素が用いられます。

それぞれに、緊張感、親和感、安定感、不安感、意外感、などなど...いろいろな印象がありますね。その印象をうまく使って音楽は「変化」を表しているのです。

簡単に言うと、まずは「実際に声にだして歌ってみる!」ことが大切。

音程を感じながら歌ってみる。音程それぞれに「印象」があります。それを整理していくしかありません。

そして、旋律というのは和声やリズムとの兼ね合いでいろいろと変化します。そのあたりの「感じ」をつかみたいなあ…というのであれば、以下の本がオススメです。

演奏のための楽曲分析法
熊田為宏
音楽之友社
1999-07-01


音の高低による緊張度の違いや、順次進行、跳躍進行による感じの違い。非和声音に扱い方など、具体的な楽曲とともの紹介してあります。もちろん、ある程度の基礎的な「楽典の知識」(調性や音程など)は必要ですが、読み進めていけば「こういうことを作曲家は考えて、自分のイメージを旋律に託しているんだな!」というのがおぼろげながらも分かってきます。

いずれにしても、メロディーは和声とともにあって意味をなしてきます。非和声音についての知識が必要となってきます。「非和声音」というくらいですから、「和声の音にあらず」です。なので、和声がわからないと理解しづらいですね。

旋律を解釈する場合には非和声音を見つけることからスタートするとよいかもしれません。

さて、メロディーはただ適当に音階を上がったり下がったりしているものなのでしょうか?…いいえ、違います。良いメロディーには発想の元になっているものがあります。それを「モチーフ」といったりします。

モチーフを元に作曲家は、変形させたりして、楽曲全体の統一した印象を作っていきます。

このモチーフについては以下の本がとても参考になります。
作曲の基礎技法
アルノルト・シェーンベルク
音楽之友社
1998-12-10


ベートーヴェンの楽曲を中心に「モチーフ」をどのように展開させていくのかを分析しています。冒頭部分を読むだけでもヒントがたくさん得られます。作曲家がモチーフをどのように展開させているのかなあ?と自分がやっている楽曲の中で意識が向くようになると、旋律の扱い方がとても丁寧になります。

さて、非和声音やモチーフについて述べてきましたが、旋律について意識を働かせるためには「秘伝」があります。

それは…自分でメロディーを作ってみることです!そのための参考書としては、以下の本がとても参考になります。ポピュラー音楽のため・・・と銘打っていますが、段階的に書かれています。この本を読めば、作曲家が「あてずっぽうに」旋律を書いているわけではないのだ!…とわかるはず(霊感…などという曖昧な言葉では美しくロジカルな旋律は生まれないのです!)。



以上、旋律について、どのように勉強していったらいいのか?…を参考書を中心に説明してきました。

旋律にもリズムがありますので、そのあたりも注意して…と書き始めると無限に終わらなくなりますので、このあたりで。

とりあえずのまとめとしては「歌ってみる」「メロディーを作っている人の気持ちになって分析する」「自分でもメロディーを作ってみる」という作業をしてみると、旋律を分析する感覚が養われてきます。


では、「音楽表現を考えるためのヒント3」へ続きます!


音楽表現に関しては、次回の日曜ワークショップでも扱います。 

表現力についてヒントを得たい方…ぜひ日曜ワークショップ「表現力アップの秘訣!」に参加ください! 
詳細はこちら! 




 


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