11/12はリオリコギターアンサンブルの第8回の定期演奏会でした。
毎回リオリコギターアンサンブルの定演では新作を委嘱しています。
今まで、佐藤弘和さん、冨山詩曜さん、松岡滋さんなどに委嘱。
今回はスペイン留学の先輩でもある永島志基さんに書き下ろしてもらいました。
先日の定演の動画ありますので、是非お聞きください。
志基さんもこの動画をフェイズブックの投稿でシェアしてくださり、解説も寄せてくれております。
以下、引用。
毎回リオリコギターアンサンブルの定演では新作を委嘱しています。
今まで、佐藤弘和さん、冨山詩曜さん、松岡滋さんなどに委嘱。
今回はスペイン留学の先輩でもある永島志基さんに書き下ろしてもらいました。
先日の定演の動画ありますので、是非お聞きください。
志基さんもこの動画をフェイズブックの投稿でシェアしてくださり、解説も寄せてくれております。
以下、引用。
リオリコギターアンサンブルへ委嘱曲の初演videoを心をより待っていました！長く愛奏して貰えたら嬉しいです！当日に会場でお聴きになれなかった皆様の為に当日のプログラムノートと曲の解説をここに書かせて頂きます。コロナ禍の真っただ中、2022年の秋に友人のギタリスト富川先生から連絡が入りギター4部合奏の委嘱作品の依頼を受けました。形式は四楽章で「四季」をテーマとしたもの。季節は秋からスタートして夏で終わり、過去、現在、未来といった流れも感じさせるものをお願いしたいとの美しい日本語の説明と共に各楽章の副題のスペイン語まで添えられていました。作曲家のタイプには色々あると思いますが、私はイメージを出来るだけ細かく要望するタイプなのでそれに答えてくれた訳です。私はこのしっかりとしたイメージを元に、スペイン音楽の流れでもある黄金世紀のルネッサンスの秋、バロックギターの冬、リズミックな古典の春、そしてスペイン舞曲の夏を形式の時間軸と共に書き上げました。ギターアンサンブルの為の「４つの四季〜Shiki」（永島志基）（リオリコギターアンサンブルの為に）1楽章 秋 RInconada（秋の街角）黄金世紀のヴィウエラ風バルデラバノス風主題を最初は「牛を見張れ」で元はバルデラバノスを対位法を屈指して段々自由に秋の街角での華やかな会話の後に人が少なくなった物悲しさも。2楽章 冬 Oceano（冬の海）暗めのスペインバロック・サンティアゴ・ムルシア風でスタートして途中からは華やかな�供櫚垢療験�に。3楽章 春 RItmico（リズミックな春）ソル風の個古典派でリズミックに冒頭の和声展開はソルのお気に入りだったもので、アンクラージュマンのコーダやセレナーデのコーダでも使用しています。4楽章 夏 Cordoba（夏のコルドバ）アルベニスのような国民派のスペイン舞曲をイメージに真夏の昼間の暑さのような重苦しいアラビア旋律が混ざった舞曲に始まり、中間部を経て同じ主題が夕暮れに華やかに早くなって終止を迎えます。PS. 実は各楽章の文字を取るとRioRicoになっていることに気が付いたのは作曲が終わってからでした（笑）富川先生に丁寧な説明を頂いていたにも気が付きませんでした！申し訳ないです（汗）
こんな感じで、新作とっても素敵なものを送っていただきました。大切に弾いていきます。「安直なアレンジに走らず、出来るだけギターアンサンブルの新しい可能性を感じる作品を積極的に委嘱していく」という方針で活動を続けております。とはいえ、皆アマチュアですから（メンバーの中で富川と尾野桂子さんだけがプロ）、楽しく弾ける楽曲を。そして「やりがい」ないと弾けません。その意味では新作委嘱はこのアンサンブルのディレクターとしては結構賭けなんです。
基本的に富川ギター教室の門下生のグループですが、意欲ある方、是非参加してください（門下生以外でも要相談）。
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RioRico Guitar Ensemble第8回定期演奏会Program
＜第１部＞
〜RioRico〜
聖母の御子（カタルーニャ民謡/E.S.デ・ラ・マーサ、池田慎司編）
ゴヤの美女（E.グラナドス/富川勝智編）
Perpetual Movements SBY 渋谷無窮動（松岡滋）
〜Rioriquitos〜
イタリアーナ＆シシリアーナ〜リュートのための古風な舞曲とアリア 第3集 より（O.レスピーギ）
＜第２部＞
〜RioRico〜
やわらかな歌（松岡滋）
グリーンスリーブス（イングランド民謡/宮島幸太郎編曲）
想い出のラベンダーヒル（佐藤弘和）
ギターアンサンブルの為の「４つの四季〜Shiki」
（��Rinconada ��Oceano ��Ritmico ��Cordoba）（永島志基）
〜Encore〜
Tuning for…（富川勝智）
