今日、生徒さんが「遊び」で持ってきた楽器を紹介・・・。
ああ、可愛い・・・。
裏もどうぞ。
ウクレレの原型であるポルトガルの「ブラギーニャ」という楽器です。(もちろんレプリカです)
手持ちの資料「民族楽器大博物館」(若林忠宏著)に載っている、カバキーニョ(ポルトガル)に似ています。このカバキーニョがブラジルに渡って、そのままカヴァキーニョになり、ハワイに渡ってウクレレになりました。
この同じ本の「ヴィオラ」の項に、ヴィオラ・ブラグエーサという楽器が載っています。ポルトガル東南部のブラガ地方の民謡のための楽器だそうです。
ということはこのブラギーニャは、そのブラグエーサのミニバージョンなのでしょうか?
写真でみると分かりにくいですが、装飾の感じがとても可愛いです。音はウクレレとほぼ同じ。
私があまりにも興味を示しているので、持ち主さんが貸してくれました。一週間はレッスン室にありますので、興味のある方はリクエストしてくださいね。
さて、楽器の話題になったところで、先日コンサートを行ったカルステン氏の楽器の写真もアップしておきます。11弦ギターです。
こう考えてみると、ギターファミリーはいろいろと変貌を遂げていますね。
弦が増えたり、減ったり・・・形も様々ですが、どの楽器を見ても魅力的です。
やっぱりギター(&そのファミリー)は奥が深いなあ・・・。