ギターレッスンと演奏の日記 from 富川ギター教室

クラシックギターの「伝道師」富川勝智のギター教室でのレッスン活動と演奏活動の記録です。

2008年概観

2019.8 新サイトOPEN!
https://tomikawaguitar.com

富川ギター教室(東京渋谷) https://tomikawaguitar.com
https://tomikawaguitar.sakura.ne.jp/wp/lesson/
※他に池袋現代ギター社でもレッスンしています

お仕事依頼&お問い合わせは下記メールへお気軽に!
tomikawaguitar@gmail.com

2008年概観(まとめ!)&来年もよろしくお願いします!!

さて、もう明けて12月30日ですね。

あと、もうちょいで2009年です。

今年最後のブログ記事です。ということで今年を振り返るのも今日で最後です。

おかげさまで、2008年も忙しく過ごせました。演奏、教授、執筆、録音、そのほかもろもろのお仕事をたーくさん頂きました。御陰できちんと生活できましたし、勉強にもなりました。

(いまさらながら)音楽家という仕事は実に面白いことに気づきました。悪く言ってしまうと、趣味と仕事の境界線が曖昧…ともいえます。先日の記事でもちょっと触れましたが、今年は音楽家としての職業意識を強く意識した一年でした。わりかし、商業的な仕事(ヤマハやシンコーミュージックの仕事)からマニアックな仕事まで(例えば、現代ギターの連載とか)、はばひろーくやっています。そして教授活動の方面でも、プロ志望から普通の主婦の方まで…そして子どもの生徒も多いですし…こちらも幅ひろーく教えています。

なんでも、興味ある分野はやってみよう!というタイプなので、レクチャーもひき受けてしまったし、教師養成講座もやってみましたし、そして、俳優さんの演技指導もしました。あと、中学校から頼まれて、音楽の授業でギター指導というのも新しい経験でした。

…毎回、新しいタイプの仕事をするときは勇気がいりますね。そして、そのために準備して、本番のお仕事…。面白いことに、どのようなタイプの仕事をしても「ああ、今回も勉強になったなあ!」と思えたのです。

そして、漠然とではありますが、何か自分が成長したような気になれるのですね。

実際に、新しいジャンルのことをやるには、それなりの準備をしていきます。実際に同じような仕事をしている人にアドバイスをもらったり、本を読んでみたり…いろいろなことを新しく勉強して、心構えを作っていくのです。そして現場でいろいろな人と接しながら、得られるものも多いのです。

そして、その経験をもとにしながら、また勉強を続ける…。

つまり、自分が音楽と関わっている限り、どのような分野の仕事をしても、面白い!と思い続けられるのですね。

ああ、幸せだなあと。

結局は、音楽は誰も傷つけないし、人を幸せにするコミュニケーションの手段であるということが大きいのだなあ、と感じました。

(面倒くさいので、この“幸せ”という概念については定義しません。私としてはそれは“癒し”とか“安らぎ”という簡単な言葉では言い表したくありませんから…)

 

来年も、そんな感じでマイペースで&それなりに周囲に巻き込まれながら…音楽家として生きていこうと思います。

 

ここ数日、今年を振り返りながら、来年は何勉強しようかなあ?とか考えていたら、「ああ、あれも勉強したいなあ…あれもしたいなあ…」とか無駄に脳みそを使ってしまいました。

今年出会った人や、出会った本、出会った音楽、いろいろな仕事から、来年の課題がいっぱい出てきてしまったわけです。ということで、漠然と来年の大テーマが決まってきたような気がします。

年末年始、ギターをいじくりながら、もう少し形が定まるまで、考えてみたいところです。

 

ということで、来年も、みなさまよろしくお願いします!!

 

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2008年概観(編曲&録音活動編)

2008年を振り返っております。

数年前から、出版物の編曲や録音などのお仕事をやっておりますが、今年はDVDの仕事を二つ行ないました。以下2点です。

 

シンコーミュージックさんのほうは、「ソロギター」という観点で、数曲アレンジして模範演奏を録画させて欲しいというもの。初めてのDVDの仕事でしたので、緊張しましたが、スムーズにできました。日本歌曲からジャズ、バッハまで…さまざまなジャンルをアレンジしましたが、実に楽しくできました。

ヤマハさんの仕事のほうは、もともと発売されていた教本に準拠したDVDをつけて再販するというものでした。なので、できるだけ内容にそくしたDVDになっていますが、あまりにもこれは…という奏法上の説明などは修正しました。もともとの文章内容はできるだけ活用する…という方針でしたので、若干不明瞭な部分はありますが、DVD自体の内容としては問題ありません。

奏法上のことは「あくまでもシンプルに」という感じでしたので、具体的、理論的な説明はありません。いずれ、そのような形のDVD教材なども作ってみたいと思います。

どちらにしても、DVDという新しい分野の仕事は実に学ぶべきことは多かったです。今後、同様の仕事をするにしても、何を準備したらいいのか、どのような点に気をつけたらいいのかが分かるので、スムーズにいくと思います。

録音作業にしても、録画作業にしても、やってみなければ分からないことがたくさんありますね。クラシックギタリストという職業も、そういう意味ではいろいろなメディアとの関わりのなかで、ここ数年大きく変化したいったのだと思います。DVDやCD、インターネットの普及のなかで、それに巻き込まれることなく、普遍的な価値をクラシックギターという楽器に見出さなければ巻き込まれてしまうでしょう。

私自身にとって、上記のようないわば商業的な仕事は、ちょっとしたカンフル剤として作用しているようにも思えます。

そればかりやっていては、クラシックギターの伝統的な美を忘れてしまいそうになります。ターレガが弟子数人の前で弾いた演奏にも、クラシックギターの美は存在します。しかしだからといって、その規模だけにとどまる活動をしていてもしょうがないわけです。

セゴビアが大ホールでも演奏できる楽器であると、生涯かけて人々の意識を改革していったのと同様な意識をもたなければならないと思います。

いつも思うのですが、音楽家がどのように社会に関わっていくか?…について常に思考しなければならないと思います。社会や人々の意識が変化していけば、それにともない音楽家も思考を変化させていかなければなりません。そして、社会の変化を敏感に察知しつつ、音楽の本質を失わない意識の高さが必要なのでしょう。

幸いにして、今年も大小とりまぜて、演奏の機会には恵まれました。やはり音楽は「実演」に限るとは思うのです。その意識を失わずに、来年も機会があれば録音や録画のお仕事できればいいなあ、と思っています。

 

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2008年概観(執筆活動編)

2008年を振り返っています。

演奏活動、教授活動…と見てきました。

さて、今回は執筆活動です。

私の執筆活動は大まかに以下となっています。

  • クラシックギターに関する奏法や表現法に関する文章
  • クラシックギター及びスペイン音楽や文化に関連する文章

メインは現代ギター誌への寄稿です。

連載として「セゴビア・アーカイブ細見」というのを行ないました。これは来年3月号まで連載いたします。セゴビアの蔵書に埋もれていた作曲作品を掘り起こして出版しているシリーズがあります。ギタリストであるジラルディーノ氏が監修をつとめる「セゴビア・アーカイブ」シリーズです。そのアーカイブシリーズを毎回1人の作曲家に絞って紹介するというものです。

このアーカイブ自体にも詳細なデータや論文が載っているので、それ自体で価値があるのですが、やはり現代ギターという専門誌とはいっても読者はアマチュアも多いと思います。私の想定読者層としては、中級者〜若手プロ志望…といったところなのですが、それなりに「読み物」として面白くするために工夫を凝らしました。

毎回、ちょっとした疑問とちょっとした解決が得られるように文章の流れは構築したつもりではあります。

データ的な部分には補足を行い、私なりの見解も含めました。自己資料もかなり見直しました。手持ちの楽譜に不備があれば、買いなおし…御陰で紹介した作曲家の作品に関して、カタログ的な知識を整理することができました。

また、タンスマンやモンポウなどのビッグネーム作曲家の場合はCDを聞きなおすことにもなります。またライナーノートなどからも有益な情報を得ることができますので、執筆前にはひっぱりだしたCDが山積みに…。

そんなわけで、この「セゴビア・アーカイブ細見」の連載は勉強しなおしばかりです。結局ひっぱりだしてきた楽譜などもちらっと弾いてみたり…もちろんセゴビアアーカイブシリーズも楽譜ですので、それも弾いてみます。

ちょっとした練習になります。いい勉強になるのです。

 

その他、アグスティン・バリオスを記念した豪華本の解説や、ガルシア・ロルカと芸術家たちに関する小論なども寄稿いたしました。

バリオス本も解説を書くにあたって、一通り目を通しました。なるほど〜という部分もあって、やはり仕事とはいえ楽しめました。

もともとスペイン27年世代の芸術家に関しては、個人的に研究していましたので、資料はそろっていました。知識の整理がすることができて、有意義なお仕事でした。

この一文のベースメントとなったのは、実はひたちなか市のアコラさん主催で行われた「レヒーノ&エドゥアルド兄弟のギター作品」というレクチャーコンサートでした。このときちょこっとレヒーノ=スペイン27年世代の音楽家…というふうに解説をしました。その延長線上で、ロルカや関連音楽家をとりあげたわけです。このレクチャーはギタリスト中心のものでしたが、その時代の芸術家たちが面白い具合に連繋して、そして刺激しあい、ときには敵対しながら、ひとつの芸術潮流を築き上げていったわけです。

1920年代〜30年代は非常に興味深い時代です。現在の世界状況と近似することも多く、この点も今後の研究課題かもしれません。現在の視点からみると、この時代の芸術家たちの動きに多くを学ぶことできるのです。

そして、そのように考えていくうちに、その時代の楽器とかにも目がいくようになってしまって、かなり危険な状態です。ああ、サントス・エルナンデス欲しいなあ…という感じ…(誰か譲ってくれないかなあ?1927年生まれのサントス…)。

 

さてさて、そのようにして、毎月最低一本の原稿を書き、ときには追加の原稿も書きながら暮らしてきましたが、根本はギタリストですので、教えたり、演奏したりということも同時進行…。

生徒さんなどには「いったいいつそんな仕事やってるんですか?」といわれます。私本人としては、無理をしているつもりではないとこが救いですかね。確かに締め切りにはなんとなく追われている気はしますが、毎回執筆の仕事から得るものは多いです。

来年も定期的に連載するかは分かりませんが、個人的な研究は一杯するつもりです。

昨年から今年にかけて、教本などの仕事もいくつかしましたし、私自身としてギター教授法についてある程度の体系化がされてきたような気がします。来年はそのあたりを地道にまとめながら、勉強をしてみるのも面白いかなあと思っています。

(そんなこともあって、最近スタニスラフスキーシステムの本を読んでいます。俳優の演技メソッドですが、その確立の過程に興味があるからです)

そんな感じで、執筆を依頼され、勉強し、そして次への興味が沸いてくる…ぐるぐる回り続ける好奇心…かなりの文章量をこなした一年でした。

 

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2008年概観(教授活動編)

27日土曜日で今年のレッスンはおしまいです。

ということで、2008年概観、教授活動編です。

今回は教授活動について。主に下記の場所でレッスンしております。

  • 渋谷のスタジオ(富川ギター教室の本拠地!)
  • (月曜日)横浜の青葉台
  • (金曜日)池袋要町の現代ギター社

なによりも、今年からは渋谷のほうを中心にレッスンする体制にしたので、体が楽です。おかげで演奏会のリハとかのスケジュールがたてやすくなりました。

現在、渋谷のほうでは、火曜、木曜、土曜でレッスンしています。

日曜と水曜はフリーにしてあります。こうでもしないと自分の練習やリハーサルなどなかなか調整がつき辛いのです。帰国した当時は、まったく定休日なし!…でやっていました。そして土曜日と日曜日は2箇所の教室をまわっていましたから…。若さがありましたね。

そういう意味で考えると、今年は自分の年齢や今後のキャリアを考えての「整理の年」だったかもしれません。月曜日と金曜日の外部でのレッスンも良いアクセントとなっています。

このあたりのキャリアデザインというものに、非常に意識的になったのは昨年頃でしょうか?それまでは、「来た仕事は全部やる!」というくらいの気持ちで頑張ってものでしたが、自分の生活や音楽家としての目指す目標などをしっかりと考えて、「仕事とは何か?」ということをかなり自問しました。

そういう意味で、今年数回行なった「ギター教師養成講座」は音楽家としての職業意識を再認識させてくれる場となりました。この講座を準備するのには2年程度かかりました。準備していると、まだまだ勉強が足りないことがわかりました。具体的な教授テクニックということではなく、音楽家と社会とのかかわりはどうあるべきか?…というところから始まって、いかにして音楽家が生きるべきかという根本の問題を考えるという良い機会になったのです。

そこから、仕事ということに関して(まるで就職活動中の学生のように)考える作業が始まりました。多くの先輩音楽家にも意見を頂きましたし、今まで共演した演奏家の方のライフスタイルなども参考にさせていただきました。そして多くの本を古今東西、読み直しました。

講座自体には、多くの参加者が集まりましたが、そこで交わされた議論は私にとっての良いフィードバックとなっています。来年も不定期ですが、開講していく予定です。年齢問わず、参加していただけると嬉しいです。

 

さて、通常のレッスンに関してですが、私のポリシーは『当たり前のことを当たり前にできるようにする』です。このポリシーを貫き通した一年だったかもしれません。

音楽表現においても、演奏技術においても、「プロもアマも存在しません」。音楽をあるべき姿にするための、必要な技術、考え方、哲学は一緒である…と考えています。アマチュアだから…といって、和声の知識や読譜が弱くて当たり前!といっては駄目ですし、技術練習をしなくてもいい…家での練習はしなくてもいい…という考えではない、ということです。

音楽という同じ山を登り、同じ頂上を見据えている以上、プロも(教師も)アマも(生徒も)同じことを学ばなければなりません。そして技術や知識をどのように学んでいくか?(教えていくか?)ということをレッスンの場で提供することが大切であると考えた一年でした。

私自身、技術上においても、表現においても習得するのにかなり苦労しました。奏法改革も数度…(苦笑)。

今はいい意味で(うぬぼれではなく)、『ああ、20年前の自分が、今の自分に習っていたらなあ…』と思えるくらいにはなりました。

ちょっとしたコツで良い音を出してくれる生徒、あっという間にトレモロができてしまう生徒さんなどを見ていると、こういうふうに思ってしまうんですね。

ということで、レッスンにおいては、だいぶ教える自信がついてきた一年ではありました。

そして、生徒さんから実に多くのことを今年も学ぶことができました。生徒さんが疑問に思っていること、うまく出来ない部分、そして理解が難しいと思われる部分…これらをともに考えていく作業によって、自分の奏法にもフィードバックしていくことができます。

レパートリー面でも私のところにくる生徒さんとのレッスンで、多くのことを学べます。ソルやポンセ、ヴィラ=ロボスなどといったスタンダードであっても、生徒さんとのレッスンではより冷静に客観的に分析することができます。

バークリーやベネットなどといった現代曲であれば、なおさらその傾向は強くなりますね。こういう楽曲は実に教えていて面白いです。

 

全体的に初心者〜プロ志望までまんべんなくいますので、レッスンに飽きがくることはありません。これは私のポリシーなのですが、音楽について大切なことは初心者でもプロ志望でも変わりません。音楽表現に関して、たとえギターを始めて数ヶ月の人でも、たったひとことのヒントで本当の音楽を奏でる人もいます。その逆に、数年習っていても、音楽の本質を理解しようとする態度に欠けている人は上達しません。というよりも、音楽として成立していないのですね。

技術上においても、私はどの生徒さんにも最初に右手、左手の「もっとも重要な理論」を説明します。そして「これは絶対に忘れないでね!」と念押ししたとしても、それをすっかり忘れてしまうのが人間の常です。これを繰り返し、繰り返し教えるのが教師というものなのです。しかし、それでも、人間としての素直さが欠けているのか、数年間に渡って、同じことを言い続けていても定着しない生徒さんもいることも事実です。

音楽表現においても、技術においても、何かを習う際には「素直に」なることが一番の早道です。こちらのいうことに疑問を抱くのではなく、まずは試してみること。もし、それが間違いであると思ったら将来的に捨てればいいだけです。こちらとしては生徒さんの課題解決のために多くの知恵を使っていますし、普段の研究にも時間を割いています。そして何よりも、私の場合、今まで200人以上は教えていますので(体験レッスンを含めればもっとかな?)、ケーススタディの蓄積があります。

習っている生徒さんには、とりあえずこちらに身を預けてほしいというのが教師としての願いです。

ちょっと辛口になりましたが、逆に言うと、『素直に習っている生徒さんは伸びるなあ!』と本当に思った一年でもありました。ある意味愚直にこちらが言っていることを実現しようと努力した生徒さんは演奏が見違えるように変化します。

先にも述べましたが、私は音楽表現についても技術についてもベースメントしか教えません。もちろん、表現については様々なバリエーションがありますので、一概にはいえないかもしれませんが、少なくとも音楽表現上の文法というものがあったり、時代の様式があります。このあたりをベースメントとして教えているだけなのです。

「音楽は自由だ」と口でいうことは簡単ですが、その自由とは何なのかを考えなければなりません。音楽自体から多くのことを学ぼうとしなければ、それは勝手気ままな「雑音」にしかなりません。虚心に音楽のベースメントを構築する作業を怠ってはいけないのです。

長くなりましたが、来年も上記のような心構えでレッスンしていこうと思います。音楽には厳しくいこうと思います。そして音楽の本質を生徒さんがスンナリと受け取ってくれるように「楽しく」レッスンしていくつもりです!

 

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2008年概観(演奏活動編)

2008年概観〜演奏活動編です。

先日21日の池田慎司君とのデュオで、今年の演奏活動は終わりました。弾き納めしました。

今年一年、全体として大変充実していました。印象に残っているコンサートを振り返ってみます。

2月→代々木上原ムジカーザでコンサートしました。準備が大変でした。フルート、ピアノ、ギターデュオ、ギターソロ…内容たっぷりでした。今考えてみると、これがこなせたのは「奇跡」に近いかも?正味2時間&ギター弾きっぱなしのコンサート。もう二度とやれないかも…。

3月→ギタリスト柴崎建司氏とのデュオ。ギター連盟主催のスプリングコンサートに出演。三善晃「プロターズ」はこてこての現代曲。そしてメルツのデュオをテルツギターを借りて演奏。これで、すっかりテルツギターの虜になってしまいました!

その4日後に弟子の尾野桂子とオールメルツデュオプログラムでコンサートを開催しました。(結構渋い活動してますね〜)

4月→ホセ・ルイス・ゴンサレス没後10周年記念コンサートで全国ツアー。福岡、北九州、大阪、横浜、東京…怒涛のウィーク。でも池田君、岩崎さんとのトリオジョイントは全国で大好評!。ほんとうに楽しかったし、勉強になりました。

6月→ひたちなか市でデ・ラ・マーサ兄弟のギター作品に関してのレクチャーコンサート。これは自分の勉強になりましたし、やはり彼ら兄弟の作品には名作が多いです。そのほか、秩父びいどろ美術館でのコンサートもお客さんに雰囲気がよくて印象に残っています。6月後半にはピアノとのデュオコンサートもありました。なんだか、全部のコンサートでプログラムが様々なでヘビーな一ヶ月ではありました。

8月→「あづみ野ギターアカデミー」主催の池田君とのデュオ。いやあ、楽しかったですね。ほんとうに。

9月→フルート山下兼司氏とのデュオで絵画個展で演奏。バルトーク、プレーガー、デュアートなど、新レパートリーが広がりました。もうかなりのレパートリーをこの山下デュオとはやりましたねえ。

10月→口笛奏者古海さんとのデュオライブ。レパートリー選びが楽しかったです。

12月→池田慎司君とのデュオ。また新レパートリーが増えました。

 

印象に残った演奏は、以上のような感じです。とにかくレパートリーが増えました。ほとんどがデュオとかトリオですね。今年は「アンサンブル」の一年といえるかもしれません。しかもいろいろな組み合わせ、奏者の方と共演させていただいたので、バリエーションに富んでいます。(よくこなせたなあ…)

その他にも、非公開でのホームパーティーでの演奏などもありました。これもそれぞれ、いろいろな人との出会いがあって、実に楽しい経験となりました。

テルツギターでのデュオも実に面白く、そのあたりの活動も来年はちょっと広げていきたいなあ、と思っています。

実は来年もデュオや室内楽の演奏のお仕事が多くなりそうなのですが、少しそのあたりをうまくコントロールして、ソロもきちんと弾いてみようとは思っています。

 

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